
「分度器ドットコム」の谷本氏のご要望にお答えする形で作る事になったディプロマ・トートバッグ。ディプロマ・ショルダーバッグのデザインを意識してハミが発想したスマートなトートバッグ。初期サンプルをブログでアップした時、思った以上に反響あり改良加えてセカンドサンプル製作となりました。

マチは2cm巾広に。しかしスマートさは変わらず内容量アップ。うねるような質感はスマートでありながら量感感じれるようになったと思います。A4ファイルがぴったり収まる縦×横の比率はそのまま。

取っ手を女性だと肩からぎりぎり提げられる長さに伸ばしてみました。出来上がってみるとどっちつかずな印象感じたので本生産ではこの中間の長さで作る事に決定。肩から提げられないトートバッグでいくことにしました。2頭追う物1頭も得ずと言う事でありましょうか。

ディプロマ・ショルダーと同じように内貼りせずに1枚仕上げ。でもコンビネーションした色違いのシュランケンカーフのポケットが本体両側に付きます。ファスナーポケットと2個のベタポケット。
色は6色作ります。何色かは出来上がってのお楽しみ。確定サイズは外寸 縦325×横270×巾100。お値段は税込み46,200円での販売となります。7月中にはル・ボナーの店頭及び分度器さんのオンラインショップにて登場です。

私も帰国後心機一転?して鞄を作り始めています。今日は裁断していました。内貼りに使う革はフランスのデュ・プイ社のソフトカーフ。しっとりとした質感で高級です。こういう良い革を惜しみなく使って作れるのは職人冥利に尽きます。そんな立場でいられる幸せをしばらく忘れていた。ヨーロッパの街を歩きながら、歩き過ぎてランナーズハイな状態になりながら、ここでエンドルフィンを分泌する事はないだろうと思いながらヘラヘラしていた。やはりデザイナーでもなくプロジューサーでもなく鞄職人としてカタチ残したい。その過程でランナーズハイな状態になれればそれが最高。モノ作りする事を生業としている事を幸せと思うボンジョルノでありました。50歳過ぎて体力の衰え強く今回の旅行で感じました。しかしこのまま身をまかせていてはいけません。もう一度花咲かせないと。そんな事しみじみ思った。

今回のヨーロッパ3カ国周遊旅行の日々を終え、心の燃料は1年分満タン状態。
仕事頑張ります。有言実行~自分に渇入れながら今年の後半戦へ。
以前紐財布と鞄を購入した際カウンターに試作とは知らずトートが置いてあり
楽しみに楽しみにしておりました。是非女性も楽しめるカラーもお願いいたします。
出来上がり楽しみにしております。
Re: ボンジョルノより
カラフルカラーとシックなカラーを半々で作っています。出来上がりを楽しみにお待ち下さい。