
時計ベルトの初回注文分がやっとこさ終わりました。
時計ベルトを趣味も兼ねて作り始めたら、思いの外注文がきてしまった。
楽しかったけれどこれは大変です。
特に手縫いを前提に時計ベルト作ったのが大きな誤算でありました。
次回からはミシン縫いを定番品(10,000円)とし、価格設定を変えて作ることにいたします。
そんな日の午後、革小物の組上げをお願いしている職人Tさんが出来上がった品を持って来店。

お願いしていた免許証入れを持って来てくれました。
顔写真と次回免許書き換えの日付の部分をくり抜いただけの品なのですが、
これ面白いと言って人気があるル・ボナーの最安値の品です。
要望は多かったのですが、ず~と作れないでいました。
色々な革で沢山作ってもらいました。
1,680円で店頭に並んでいます。

その時、次回作ってもらう名刺入れの先出しサンプルを持って来てくれた。
良いじゃないですか。ブッテーロの質感が出ていて丁寧に仕上がっています。
あとステッチ横の上送り痕を消せれば、GO~です。
今まで何度も挫折した革小物生産計画が、やっとTさんと知り合ったことで、
はっきりと現実のものになりました!。
名刺入れは今月末にはブッテーロの黒、チョコ、キャメル、ワイン、グリーン色で店頭に並びます。
裏に使う革はデュ・プイのカーフ革です。
価格は11,550円での販売となります。

将来独立系鞄職人になりたいという若者が多くル・ボナーに訪れます。
私たちのような七転八倒紆余曲折して鞄職人をなんとか続けた者たちのアドバイスとして、
数をこなす技術を習得することを伝えています。
芸術家でない私たち職人は、出来上がった品 × 数 で生活することになる。
いくら個々のアイデンティーティーの表現手段として鞄作りしていると主張しても、
数をこなさないとモノ作りを続けていくことは出来ないのが現実だと思うのです。
Tさんは将来自分自身のオリジナルなバッグたちを作っていきたいと願う若者です。
私たちと関わることで、数をこなす技術を習得すべく頑張ってくれています。
お互いの未来のために、合理的な五分五分の関係で。
名刺入れが終わったら、次はいよいよ折財布です。
今回は自信を持ってはっきり完成日を言えます。7月末に完成して店頭に並びます。
私は今その折財布の裁断をしています。
我々の業界にも同じ事が言えます。数をこなす技術が必要だと。今の若い先生たちは実習での患者さんを診る絶対数が我々の時代の人とは格段に違います。よく勉強されている若い先生は当然いらっしゃいますが如何せん患者さんの数が少なすぎます。ライセンスを取ってからその就職先で実践を積む?患者さんにとっては危険この上ない状況だと思っているのは我々の年代以上の先生方ではないでしょうか?批判を承知の上で言わせて貰えば伝承こそこれからの後世に必要な我々に課された使命だと思います。 それと最後になりましたがボンジョルノ松本氏はこれをご存知でしょうか?デルタ アルファロメオってやつを。ちょっと気になったもので。