
ル・ボナーにTAKUYA君の作るペンケースのサンプルが並びました。
関西で初めてTAKUYA君が作った万年筆ケースの実物を見てオーダーすることができます。
お気に入りの筆記具をぴったしサイズで色々選択(デザイン、革質、色、ステッチ色、その他etc)して、世界に一つのマイペンケースを作ることが出来ます。
万年筆好きが高じて革小物職人になったTAKUYA君の作るペンケースは素晴らしく丁寧で、細部まで使う人の要望を満たした一品です。一つずつ作られた絞り技法のペンケースは手縫いでないと出せない美しいフォルムで、大事な筆記具にぴったしのサイズで包み込みます。手縫いをする時、多くの職人は麻糸を使いますが、TAKUYA君はシルクの糸を使います。シルクの糸は麻糸より丈夫で発色が美しいのが特徴で、細い糸を使う革小物の手縫いにはベストチョイスかもしれない。

ル・ボナーに並べるTAKUYA君が作ったグリマルディー バイKOBEはブッテーロ革を中心にル・ボナーオリジナルとして作ってもらいました。つい最近入手したイタリアのタンニンなめしのバッファロー革でも作ってもらいました。ル・ボナーのLと Bをパンチングしているのが特徴で、オレンジは特別良い感じです。
私もル・ボナーオリジナルの絞り技法のペンケースに挑戦しています。手頃な値段で絞り技法のペンケースを作る場合、多くの筆記具に対応するため最大公約数のフォルムになります。その場合TAKUYA君が作るペンケースのようなシャープなフォルムは非常に難しい。ル・ボナーのペンケース作りも、TAKUYA君のペンケースに刺激を受けながら、より良い量産品にするため、思考錯誤を繰り返しております。
ル・ボナーのお店には私たちのオリジナル以外に、フラソリティーのオリジナルバッグとTAKUYA君のオーダーペンケースのサンプルを並べています。若い才能に接することで刺激を受け、ル・ボナーの革製品もより豊かなモノになってゆきたいと考えています。
多くのモノ作りする人たちと出会い交流を持つことで、私たちは今日まで来ました。
TAKUYA君と知り合ったことも、私たちは多くのことを教わったように思います。
お世話になっております。
先日お伺いした際にオレンジを拝見し、色ムラ加減,先端のパンチングが、ウイングチップ等の爪先に配されているメダリオンを彷彿とさせていて、欲しくなりました。
でも、その前に万年筆ですね…。
それと、先日購入させていただいた、ブルージーンの“ポーチ・キャッツ”、前回のバイオレットの“プティ・トート”と同様に、相手の方にとても気に入っていただきました。
ありがとうございました。
ところで、札入れと小銭入れの件ですが、シルクの糸と“ビニモ”とではどちらの方が良いのでしょう…?(風合い,耐久性etc.…)