ル・ボナーの一日

2008年の師走が始まったぁ~!

2008年12月01日

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%E7%B4%85%E8%91%89.jpg いよいよ2008年も最後の12月に突入です。 11月途中に急に寒くなったからなのか、紅葉がいつもの年より素敵な色模様に思える。 ル・ボナーが一番忙しくなる月なのですが、今年の世の中の景気もあるしどうなることやら。 ただ仕事の方は私たち二人いっぱい抱えたまま12月になったので、 年越さないように頑張らないといけません。忙しくなるのは目に見えている~。 でもモノを作る仕事でよかったと思う。 忙しさと達成感が正比例していてややこしくなくて、 疲労からくるヘラヘラと笑ってしまう感覚は、それはそれで充実感も伴う。 自分好きの私なんぞは、「俺って偉いなぁ~」なんて自分で自分を褒めていたりする。 他の誰も褒めてはくれないけれど。 さあ頑張るぞぉ~!。 1126%E3%83%8F%E3%83%9F.jpg ハミは現在オーダーのティアの製作中。 まだまだいっぱいバックオーダー抱えているティアだけれど、まずはこの3本。 話しかけても返事してくれないハミ。夢中でバッグ作っています。 ところでハミはバッグはル・ボナーのカラフル・シュランケンカーフのレディースバッグ色々使っているカラフルおばさんだけれど、洋服は黒が多い。 冬になるとそれが顕著で、黒ずくめ。 %EF%BC%91%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%96%E3%83%8F%E3%83%9F%EF%BC%92.jpg しかし若かりし頃パフスリープ(ちょうちん袖)好きの赤毛のアン風少女だったハミです。 その影響はハミのデザインするバッグに色濃く感じ取ることができるのだけれど、 黒ずくめの一見シンプルにみえる普段着もひとひねり。 足元がパフスリープではないですか。そんな趣向がハミらしい。 %EF%BC%91%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%93%E8%A6%AA%E7%88%B6%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%88.jpg 私は寒くなってきたので真冬の定番の親父が52年前に誂えたウールのコートの出番です。 ホームレスみたいと言う人多くいるけれど私は気にしない。 家と仕事場の往復はだいたいこのコート。大変温かです。でも重い。 毛布を着ているようというより絨毯を着ているような感じで、重くて肩がこる。 でもいいのだ。このしっかりした編み込みが重い理由なら我慢しよう。 現在売られているウールのコートは2分の1かそれ以上軽い。楽です。 でもどんなに高価な素材でも軽さ求めたら50年はもたないと私は思っている。 %EF%BC%91%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%91%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%90.jpg 手袋はフィレンツェのポンテ・ベッキオ近くの「Madova」のシープナッパの手袋。 イタリア感じてお気に入りの冬のマイアイテム。 今年はイタリアに行けなかった。来年は何としてもイタリアの空気を吸うぞぉ~!。

Le Bonheur (21:49) | コメント(3)

Comments

  1. つきみそう より:

    軽さを求めたら50年もたない、いい言葉ですね。先日、一応営業運転を終えた新幹線の0系も、今時の車両と違って重たいので、トンネル内でコンクリート片が当たったときも無事であったといわれております。息子が片道40分かけて自転車通学しておりますが、軽量な自転車はこぐのは軽くてもすぐにダメになります。萬年筆も、重いのが好きです。
    Re:つきみそう さん
    O系の新幹線は座席前の鉄のバーが邪魔してゆったり座れなかったのを思い出します。それに比べて今の新幹線は楽になりました。でも便利を追求しすぎると消耗サイクルも早くなります。少し我慢して不便と折り合いつけると面白いモノがいっぱい見えて来るように思います。
    重い万年筆を20本プラスアルファいつも持ち歩くつきみそうさんは肩がこると思いますが、その気持ちよくわかります。私は10本プラスアルファです。
                              ル・ボナー松本

  2. ノブ より:

    ハミさん作る姿を見ているだけで、気分はクリスマスです。今回は先に送金させてください。ボーナスが万年筆に変わらないうちに!
     若いときは10年使える物が良いと言われても実感は湧きませんでしたが、実際に自分が所有しているもので10年、20年の物が出てくると本当にその通りと思います。ですから、10年、20年先を考え万年筆を購入しています。妻からは「生きている間は十分でしょ!」と言われていますが・・・
    Re:ノブ さん
    紐財布も一緒に送れそうなのでメールで金額、振込先等ご連絡しますね。
    10年20年先を考えて万年筆を購入していると言う弁解は奥様には通じません。諦めてコレクターだと宣言した方が気が楽ですよ。それにしてもイタリア万年筆の全ブランド1年あまりで勢揃いですね。恐れ入ります。
                             ル・ボナー松本

  3. yoshi より:

    はじめまして。
    いつもプログを楽しく拝見させて頂いております50代のオヤジです。
    都内に住んでいるためショップにはまだお邪魔したことは無いのですが、webショップにてミネルバボックスのポーチを使用させていただいています。使い勝手が良く、革の変化もすばらしい!
    この製品を使用してから革製品に興味が湧き、革教室に通っています。
    そこで松本様にぜひアドバイスを頂きたいのですが、今回 革巻きのジッポーを製作しようと思っています。革をブッテーロかミネルバボックス、リスシオで考えているのですが、革の特性で向き、不向きなどあるのでしょうか?又、カラーは何色がおすすめですか?
    初めての投稿で不躾な質問ですが、ぜひアドバイスをお願い致します。
    これからも、すばらしい作品を作り続けて下さい。
    Re:yoshi さん
    フラボナのポーチお使い頂いてありがとうございます。
    ライターケースですが、接着だけで済ませる部分があるとしたらミネルバは大変です。オイルが多く含まれているので接着が長くは効きません。色は個人の趣向なのでなんとも言えません。ただその2つの革はエージングが強烈なので薄い色はぜんぶ濃茶方向に色変化していきます。
    ただミネルバもブッテーロも大変素晴らしいタンニンなめしの革です。私は大好きです。
                              ル・ボナー松本

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