
落下させてもうダメかと思っていた50mmF1,4の単焦点レンズが、修理から戻ってきた。このレンズとの出会いがカメラに興味を持つきっかけだった。このレンズで撮ると、私の大好きな写真を、偶然ではあるけれど多く撮る事ができる。被写体と光が織り成すみずみずしい空気感。
ル・ボナーのお客様経由で東京のキャノンの修理工房で修理して頂いた。レンズとボディーはそのままで、それ以外のモーターその他の部品を全部交換して頂いた。一眼デジカメに取り付けて撮ってみると、なんてスムーズな動きでありましょうか。オートでの焦点合わせも驚くほど素早くなっている。
持ち込んで頂いた方は医学界の大先生。カメラは格好から入ると自認する面白い大先生。キャノンは新しい一眼が出るたびに入手を繰り返し、銀塩カメラ含めるとカメラ総数は三桁だとか。そんな大先生経由での修理なので、きっと気合の入った修理をして頂けたはず。大先生本当にありがとうございました。今度ライカX1が届いたら、是非見せてくださぁーい。

談笑するハミと最新のオリンパス・ペンを入手した大先生。
そして私は50ミリF1,4のレンズで久しぶりに、
光が織り成すみずみずしい世界を楽しんだ。

50mmF1.4以外のレンズたち。
光を写し撮る道具たちが光と同化した。

春色の新緑が、光に映える。
一番心がワクワクする季節がすぐ傍まで来ている。

チャーの現在の仕事場での寝床は、外が見える場所に移動した。
これでチャーは格段に待遇改善されたけれど、
「此処は俺のテリトリーだぁ~!」と今まで以上に外に向って吠えている。

ル・ボナーの定番ハンドルの形状は気に入っている。
二次曲線いっぱいのフォルムは、持ちやすさと強度を追求して生まれたカタチ。

私の使っているペンケースたち。
時々撫で撫でする程度ですが、良い感じに光沢増しています。
こんなにいっぱいなくてもいいと言われればまったくその通り。
でも使い込んだ状態の見本をお客さまにお見せするために、
私はあえて実験台として使っている訳であります。
やはり言い訳に聞こえるだろうなぁ~。

ハミが顧客のプンちゃんから頂いたプチ・アンティーク。
そのメルヘンなプレゼントを、心象風景的に撮れたのではと思っているボンジョルノ。
最初の写真意外は久しぶりに50mmF1,4のレンズで撮りました。
風景を撮るのには向いていないレンズだけれど、
人やモノを撮るにはこのレンズが私は好きです。
そんな私の心にフィットするレンズが戻って来ました。
写真撮るのがまた楽しくなっているボンジョルノでありました。
無事生還おめでとうございます。
事故の現場に居合わせたものとして、
実は結構気になっておりました。
落下時は嫌な音がしたので、
直らないかも知れないと思っていましたが、よかったです。
Re: ひろなお さん
ご心配おかけしました。私にとって特別なレンズだったので、直って本当に嬉しいです。このレンズに対して愛情が増しております。
ル・ボナー松本