ル・ボナーの一日

値上げ前最終製作「ビジィーリュック」

2026年02月24日

ル・ボナーの大人気ビジネスリュックの「ビジィーリュック」出来ました。4月からの値上げ前に完成した為、シュランケンカーフバージョンは卸し先様に送った残り大部分が予約が入っていて、店頭に並ばない色も出ています。シュランケンカーフバージンが税込み209,000円から税込み242,000円、デンマークソフトカーフバージョンが税込み165,000円から187,000円に4月1日より上がります。今回はシュランケンカーフで3色、デンマークカーフで2色作りました。

シュランケンカーフの黒。どうですか立派なトラ模様でしょう?今回の黒のロットはいつも以上にトラ模様強い革が多くて、その中でも最もトラ模様が立派な個体です。これはこれで型押し併用シュリンクでない本シュリンクらしさなので素敵だと思っています。

シュランケンカーフのアントラジス。日本でル・ボナー限定色としてぺリンガーから仕入れている人気色。これは予約いっぱいで店頭には並びませんので、ご希望の方は卸し先ショップ様にお問合せください。

この色も特別に作ってもらったシュランケンカーフのオリーブカラー。

この色、お客さまの長年の希望を叶える為に作ってもらった色なんですが、色々なバッグで加えて作ってみたら思いの外人気あるので、今度ぺリンガー社のウルリッヒ社長さん来日された時に相談してみよう。

そしてデンマークソフトカーフ2色。欧州皮革が為替だけじゃなく高騰している現状の中、唯一無二な本シュリンク革のシュランケンカーフは高価でも仕方ないとしても、それ以外のプレーンなカーフでも同価格なのは納得出来ない。そんな思いから生み出したル・ボナーオリジナルレザーがデンマークソフトカーフ。原皮の質は温度と湿度に左右される。温度が比較的高い地中海沿岸のイタリアなどは、自国の牛皮ではなくフランス以北の原皮を仕入れて革を作る。ぺリンガー社はそういう理由から高価でも標高1000m上に住むアルプス地方のアルペン牛の生後6ヶ月未満のカーフを使う。そんな時、デンマークの原皮をウエットブルー(初期クロームなめし)で仕入れるルートがある事を知った。バルト海沿岸でヨーロッパでも相当寒い地域なので原皮も間違いなく良いはず。そのカーフを使って技術力ある日本のタンナーにお願いして仕上げてもらった革がデンマークソフトカーフ。紆余曲折を繰り返しながら、今回の仕上がりは最高かもしれない。これからはこのレシピを守ってワインやグリーンカラーも加えていきます。

柔らかくする為に揉んだ時に生まれるこの自然な揉み皺が原皮の良さを伝えてくれる。

前回までグレー染料で浸透ししてその上に濃いグレーで顔料を薄く塗布して作っていましたが、それだとアントラジスカラーとしては薄めに仕上がってしまった。そこで浸透しの染料を黒にしてやってみたら求めるアントラジスグレーに仕上がった。この後試作するワインもグリーンも黒染料で浸透ししてからそれぞれの色の顔料塗布すると深みを持ったカラーに仕上がるはず。

デンマークソフトカーフの黒。いやぁ〜良いですね〜。

これからのル・ボナーはシュランケンカーフは柱ですが、それに加えてこのデンマークソフトカーフを強く押しながらバッグ作って行きたい。詳細はまたまた卸先のCIRCLEさんのブログ見てね。

 

 

Le Bonheur (14:12) | コメント(0)

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