自転車も面白いと思い始めた今日この頃のボンジョルノ。
いや昔から自転車は好きだった。小学校の頃自転車を同級生の多くが買ってもらっていた。私は買ってもらえなかった。その後マイ自転車を所有出来たのは20歳の時でした。その自転車の荷台に座布団くくり付けて、ハミを乗せて東京都内をドライブした。おまわりさんを確認した時に素早く動いている自転車から飛び降りれたハミは若かった。その後もロードスポーツのスマートな自転車に憧れながら、所有する事なく時は過ぎて行った。

同じショッピング街に自転車屋さんが出店した。
ご主人は最近までレースに出ていた自転車大好き人間。
週末の午前中は、自転車の面白さを多くの人に感じてもらいたくて、
老若男女集まって楽しくサイクリング。
サイクリング用のジャージにヘルメットの人たちが多く集ってる。
そんな自転車屋さんと近頃親しく話すようになった。

そんなオーナーの愛車は軽量とスムーズな操作性にこだわった魅力的な自転車。
まじまじと見てみると。

装着された部品の一つ一つが素晴らしく質感がある。
このブレーキ一つとっても何と美しい曲線を描きながら硬質な質感が魅力的。

ブレーキレバーに開けられた穴たちは、
グリップ力上げる為に自身でドリルで開けて磨いたそうだ。

軽量な自転車にするために、サドルもメッシュで。徹底したロード仕様。

何だこのハンドメイドで作ったようなチェーンホイールは~!。
装飾性が全然なくてインパクト有り過ぎる。

そんな風に質感ある部品が組み込まれた自転車は、
オーナーの自転車に対する思いが十分感じ取られて、
清さ感じる素敵な自転車。
私も自分らしさを表現出来る自転車に乗りたいと思った。
この自転車レベルに組み上げると簡単に50万円オーバー。それは私には無理だぁ~。
いやいやお金をそんなにかけなくても、と言うよりかけないで工夫して組み上げた方が面白そうではありませんでしょうか。私は自転車用のジャージとヘルメットが似合うより、ブレザーとニッカポッカにツィードのハンチング被って英国の田園を颯爽と風を感じながら走る姿が似合うような自転車にしたいな。そんな自転車を工夫とセンスと労力惜しまず安く組み上げる。そんな自転車を今持っている自転車のフレーム使って少しずつパーツを組み替えながら、長期計画で楽しみたい。目立つ部品だけはカンパニョーロのアンティークパーツを入手して組み込めれば嬉しいな。
この頃色々なモノに興味を持ってしまうボンジョルノでありますが、
その共通した部分は何かと考えてみると、お金だけでは買えない価値があると思えるモノ。
自身が関与することで自分にとって特別な宝物へと昇華する。
アナログな関係持てるモノたちが愛おしい。
思い出に刻まれた30年前の自転車を介した幸せな時間を、
50歳過ぎてもう一度。
僕も自転車趣味は長くてロングライド、レース、山遊び…と楽しんできました。現在はフレーム溶接やパーツの美しさを求めるファンライダーです(^v^)
性能重視で魅力的なパーツが少ないので自転車熱も冷め気味ですが…自転車仲間が「自転車の売れない自転車屋」をやってます(笑)目指すは“ツイードラン”で、まさにボンジョルノさんが理想としている自転車を推奨してますよ。
Re: むらかみ さん
パーツの美しさ等を求める自転車乗りをファンライダーと言うのですか。私は最初からそのタイプでいきます。自己満足出来る自転車に組み上げれたら、乗るのが楽しくなると思うのですが、どんなものでしょうか?。車やオートバイに比べたら何とか妥協なしに自己満足出来る状態に自転車は出来るように思ったりします。
ル・ボナー松本