ル・ボナーの一日

20年ほど前に作ったトランクが里帰り2010年03月05日

20年ほど前に作ったトランクが修理で里帰りです。 このトランクを作っていた頃は、まだヨーロッパの革は使えなくて、 アメリカ原皮の国産なめしのタンニン革を使っていた。 それが災いして革の表皮は瀕死状態。 でもトランクのよう […]

フレームトップバッグの枠2010年03月02日

現在ダレス用の枠を組んでいます。これから本体とこの枠の手縫です。 ル・ボナーのダレスに使う枠は、3ミリ厚の12mm巾のアルミ製です。 カーブする部分が直角だとスマートなので、曲げる位置を皿揉みして曲げます。 他社のダレス […]

オール革の最薄革小物への挑戦2010年02月23日

チャーの仕事場での寝床の位置を変えた。 このところ店内まで日が差し込む午後になると、勝手にお店側の玄関口あたりで日向ぼっこするようになってしまった。これではお客様があまり来ないお店だといってもいけません。ますます入りづら […]

今日のル・ボナーは千客万来2010年02月20日

神戸の中でも離島のような六甲アイランドにあるル・ボナーは、 お客様が平日よりは多く来店頂ける土日と言っても、そう店内が混雑するような事はない。 しかし今日は珍しく混雑した。 まず朝一番に愛媛から車を飛ばしてやって来られた […]

顔料仕上げのコバ処理2010年02月19日

太ダレスの本体で一番厚みのある部分のコバ処理中。 革製品の場合、裁断した断面は収まり良くするために処理しないといけない。 今まで染料を塗って磨き上げる処理方法を主に使っていたル・ボナーですが、 厚みのあるコバの場合は顔料 […]

多くの優しき人たちに助けられて2010年02月17日

皆様にお待ちいただいている太ダレスも、 あと少しで出来上がり。 コバ処理して、トップの枠を手縫いすれば出来上がりです。 私たち二人は社会性が欠如していて、その上不器用な職人です。でも鞄作るのが大好きで、でも商売は下手で、 […]

ディプロマそしてパパス2010年02月15日

ハミがデザインし、昨年登場したショルダーバッグの「ディプロマ」第二弾が店頭に並びました。 このショルダーバッグはライターN氏のお力添えで、台湾&香港で発売している高級な雑誌で紹介して頂いて、ル・ボナーは国際(アジア)デビ […]

今年初めてベルトキーホルダー「ル・ボナー」が店頭に2010年02月09日

多くのお客様にお待ち頂いていたベルトキーホルダー「ル・ボナー」も、今日店頭に並びました。 今最後の仕上げ中。一度にいっぱい作ったので仕上げも一日がかりです。 イタリア・ワルピエ社のブッテーロ革では、手前から黒(赤ステッチ […]

ネイービーとワインの学手風鞄2010年02月08日

8年友人が手入れせずに使って、それでも良い感じになっていたので、 私が奪い取って使うようになって2年、計10年使用したブッテーロの黒の学手鞄。 手入れ名人が使うともっと良いエージングしているだろうけれど、 この風情気に入 […]

サンプルのピッコロを使い始めたボンジョルノ2010年02月07日

去年登場したメンズポーチ・ピッコロはスーツスタイルの紳士が最小限常時持ち歩く品を納めるためにと考えて作った品です。中に入れる品を考えながらジャストサイズの縦+横+マチ巾を私なりに考えて、その上、出っ張りが出て容量以上のサ […]

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