ル・ボナーの一日

今月も何とか〜ボンジョルノのMONOたち

2015年07月25日

今月も何とか続けます。それにしても50歳過ぎてから色々なMONOたちに興味を持つようになりました。それまでは鞄と革だけの仕事一筋のボンジョルノでありました。何がそうさせたのか、人が作り出すMONOたちが愛おしくて増殖していきました。だからと言って闇雲に高級品を買える身分ではない訳で、自分の中での費用対効果を強く意識しながら、出来るだけ工夫して納得できる価格にて増やしていってます。でもよく考えたら、これぞという数点が決まれば、あとは処分しちゃえば楽なのでしょうが、それが出来ないボンジョルノ。

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久々新品の万年筆。関西の万年筆趣味世界では知らない人はいない通称「関西の親方」。その親方が始めたY,Y,Pen Clubも5年目を迎えました。毎年限定万年筆を作り続けていて、今回初めて私も予約しました。それがこのオレンジ軸のセーラーレアロ改モデル。最大の特徴はペン先が無刻印である事。この事が独特の書き味を提供してくれるらしい。一番人気は太字だったみたいだけれど、私とハミは実用を考えて細字をチョイス。ボンジョルノは書かないから実用どうのこうのは言えた立場じゃないとおっしゃる方は多くおられるとは思いますが、細字調整名人の親方から買うなら細字でしょう。

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スウォッチのシステム51。職人の手仕事からは真逆の製造が完全に自動化された世界初の機械式腕時計。構成するのはたった51個のパーツ。その製造システムを機械式自動巻き時計において組み上げた事に感服した。その工夫が楽しい時計にオリジナルでボンジョルノが作ったエレファント革のベルトが個性を加える。スウォッチの時計とのつなぎ目が独特なのでベルトを作るのは大変だった。軽いので付けていて楽。

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レンズはEF100mmF2.8マクロ。万年筆のペン先とか小さな部分を撮る時専用に使っている。まだ手ぶれ補正が付いていない頃のキヤノンのマクロレンズだけれど、三脚使って撮るので手ぶれ補正なくても不便しない。これを古いキヤノンEOS 50Dのコンビで液晶画面見ながらMFで。Y.Y.オリジナル万年筆はこのコンビで撮ってます。

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夏はパナマ帽の季節。特にハゲ頭30年の私には必需品。私は4月後半から10月まではパナマを外出時には被っている。消耗品である夏の帽子を少しでも長い年月使いたいとの思いから、現在パナマ帽は8個持っている・・・・。その中でもこの日本製のパナマが一番のお気に入り。消耗品だと思ってるパナマ帽だのに5万円前後するボルサリーノ社製は持っていないというよりも買えない。このパナマは戦前東南アジア方面に輸出していた商社の倉庫に眠っていた見切り品を、港町神戸の古き良き時代の思い出と共に3個1万円で入手。私のパナマはすべて夏の汗に負けないように、内側に補強を加えています。棺桶に入る時の死装束は、生成りの麻のシャツとスーツに生成りのキャンバススニーカーとパナマ帽が良いな。

そんな感じで7月もあと少し。

Le Bonheur (21:52) | コメント(0)

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