ル・ボナーの一日

便利の落とし穴

2011年07月19日

IMG_0163.JPG お風呂の鏡上にあるシャンプー置き場の、置く品が落ちないようにするガード部分が壊れた。そのパーツがないと棚としての用をなさないので、製造メーカーに電話すると10年前のパーツはないという。それでは鏡台部分全体を現行品でいいから、壁で止める位置が同じであれば違和感があってもいいから、購入したいとくいさがったが、ユニットバス全体の交換を薦められた。棚のガード部分さえあれば済む事が、なぜユニットバス全体の交換を薦められるのかびっくりする。製造してから7年でパーツ保管の義務がなくなるという。このまま使う事にした。 納得出来ない。消費社会においてこの手の話しが多すぎる。末長く使いたくてもそれを許してくれない。そしてそれが加速する。肥大した経済規模の社会を維持してゆくには、消費するシステムが必要なのだろうけれど、出来るだけ使い手が関与することで末長く使い続けられるモノたちと関わっていたい。そしてそんなモノを作っていきたい。

Le Bonheur (22:58) | コメント(3)

Comments

  1. 小市民ケーン より:

    おはようございます。ご無沙汰しております。こりゃ、ひどいと思いまして、書き込みさせていただきます。ユニットバス全体の交換を勧めるとは人をバカにするのもいい加減にしろと言いたいですね。バカも休み休み言え、といった感じです。ホームセンターで何か代行品は見つからないものでしょうか?不便ですね。
    Re:ボンジョルノより
    まあ見た目は悪いですが、風呂に入る上では支障がないので、自前で工夫する事にします。そういう事を多く経験するので、益々アナログな時代のモノに強い興味を持つのかもしれません。

  2. ローズ より:

    竹かなにかで手作りでも綺麗かもしれませんね。
    Re:ボンジョルノより
    有難うございます。
    それは良い方法です。
    やってみます。

  3. きくぞう より:

    小さな電化製品でも納得しがたいのに、住宅用品でも、、、全くひどい話です。
    以前、掃除機のホースが破れた時に、ホースだけ取り替えたいと電気屋さんにお願いしたら、ホース単品より、掃除機を買い換えた方が安いと言われ、首をかしげた覚えがあります。
    製品のユニット化を進める事で、安くなると言うのは良い事かもしれませんが、作り手の意志も、使い手の意志も、全く無視したモノになりがちなんでしょうねぇ。
    木なり竹なりステンなり、いろいろな素材が考えられますが、穴を開けたりする事で改造して使うしかないのでしょうねぇ。
    Re:ボンジョルノより
    ダイソンはパーツの交換をスムーズに納得価格でしてくれました。なので掃除機はダイソンが益々好きになりましたね。
    スタンダードはバックアップ体制の部分が支えていると思っています。その分高くつきますが使い続けて行きたいと思える気持ちを安心して持てます。

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