ル・ボナーの一日

チャーの手術

2012年05月18日

チャーは鼻からの出血が止まらない。どうも奥歯の歯茎が化膿してその影響が原因している可能性が強いだろうという事で、奥歯2本を抜く事になった。前回の検査の時の麻酔が24時間以上抜けなくて心配したので、手術その事以上に全身麻酔の方が心配だった。でもずーっと苦しそうしているので決行する事にした。 チャーは今まで去勢手術、おでき5カ所一気に切除等何度か手術はしている。その記憶がしっかり残っている為、オタニ動物病院が怖くて怖くてしかたない。今回もチャーの怯え具合は相当なものだった。「じゃぁーお預かりしますね」と言われて連れていかれる時のチャーの哀願するような動揺した目は忘れられない。 手術は午後1時以降。預けてから手術までの3時間以上の恐怖の時間を思うと私たちも心穏やかではない。預けて私たちは仕事場に戻り作業を始めたけれど、心ここにあらず。犬にとって歯を抜くという事は結構大変な事だそうで、先生は今日は一泊入院となるでしょうと。しかし夕方5時過ぎに電話をしてみると、案の定 切ない鳴き声。引き取りに行った。チャーは麻酔で手足がふらふら状態でも「家に帰りたいよぉ〜」と切なく哭き続ける。その為今まで入院はした事がない。今回も同じだった。 P5160774.JPG 犬も歳をとるとあちこちガタがくる。歯が原因かどうかは術後の様子見。チャーには恐怖と苦痛を味わう事にはなるけれど、少しでも長生きして欲しいと願う私たち。家に戻り今夜は水も食べ物も駄目と言われている。チャーも寝たきりで求めもしない。 弱虫のくせに強がっていて、飼い主の望む逆の事をする天の邪鬼。人に媚びを売るような態度はまず見せない可愛げのない薩摩ビーグルのチャー。でもそんなチャーが可愛くてしかたない私たち。いつも一緒にいるので少しでも離れていると私たちも落ち着かない。 P5170790.JPG 翌日のチャーも本調子ではない。でも我が家にいると落ち着いて眠っている。普段だと迷惑千万の威嚇の時や食事時の吠え声も、ないとそれはそれで心配になる。迷惑を私たちにかけながら、心に安らぎを私たちに与えてくれるチャー。「チャーが吠えて迎えてくれないと寂しい」と多くの顧客の皆様はおっしゃる。彼はル・ボナーになくてはならない存在。

Le Bonheur (21:24) | コメント(2)

Comments

  1. しいたけ より:

    チャーくん、よくがんばったね!
    うちのビーグルと本当によく似ているので(うちのも薩摩ビーグルだったのかな?)なんだか他人事のように思えないのです。歳をとると麻酔の抜けが悪いのですが、きっとゆっくり元気になると思います。お大事に!
    Re: ボンジョルノ より
    似てますか。でも体重20キロオーバーのビーグルですが。
    ゆっくり元気になってくれる事を願っております。

  2. yuko より:

    チャーちゃん お疲れ様
    本当に 頑張ったね。
    大好きな パパとハミさんのそばでゆっくり静養してね。
    我が家の、わんこたちも私たちの年齢を追い越しそうです。
    心なごましてくれる、又、癒してくれる大事な家族なのでいつまでも、元気でいてほしいですね。
    Re: ボンジョルノ より
    やはりいないと駄目ですね。
    チャーはかけがいのない存在になっている事に気付かされます。

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