ル・ボナーの一日

マイ腕時計 探し中

2006年04月08日

時計カタログ.jpg 私は時計には全然興味がなかったのですが、ル・ボナーに来店されるお客さまの腕時計を見る機会が何度とあり、素晴らしい時計にはその中に職人が作り上げた小宇宙を内包していることを知り、今では時間があると、カタログを見たり、雑誌をみたり、インターネットで調べたり、実物を見たりしながら、マイ腕時計探しの毎日です。 時計が欲しくなったターニングポイントは、雑誌の取材があり、その時カメラマンの方が付けてられた腕時計が魅力的で、その時計がドイツの独立系時計士のヨルク・シャウアーのもので、値段もがんばれば私でも買える値段だったのです。 それまで独立系時計士と言えば、フィリップ・デュフォーやアントワーヌ・プレジウソしか知らず、私には高価で手の届かないものとあきらめていました。 その日から私の時計探しに火がついてしまいました。私でも買える気に入った時計がきっとあると確信しました。 最初はクロノのような派手な時計に興味をもち、調べれば調べるほどシンプルな3針の時計の美しさに魅了されてゆきました。 どんな時計が欲しいのかを考え、贅肉は削ぎ落としてゆきました。最後まで残ったシースルーバックという希望も捨てた時、私を満足させる時計が見えてきました。 お金がちょっと足りないので、小遣いを貯めて今年の暮れには買います。 時計屋さんに買いに行き、その時計を手渡される前に、お店の人に頼んで時計の裏蓋を開けてもらおうと思ってます。2度と見ることのないその時計の美しいムーブメントを、しっかり脳裏に刻むために。そしてその時計は私の時を刻み始めます。手巻きの地味な3針時計、しかし今の私にぴったしの等身大の時計。満足、満足、これで決まり。無理していなくて良い感じです。

Le Bonheur (21:07) | コメント(2)

Comments

  1. 匿名 より:

    ということはランゲではないですね?
    from みよじ

  2. kame より:

    何に決めたのかすごく興味あります。手巻き、3針渋いですね。今度行ったとき教えてください。

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