ル・ボナーの一日

今年最後に登場するバッグは「ミセス」

2013年12月25日

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今年最後に店頭に並んだバッグは「ミセス」。このバッグの名の由来は、新作として作り始めた10年ほど前に婦人誌の「ミセス」の取材があり、その時紹介され爆発的に売れたのでその名前にしたという単純な動機。その当時はバタラッシー社のミネルバボックスやヌバック、ボックスカーフなどで作っていました。その後このバッグのカタチが最大限生きるのはシュランケンカーフだと実感し、現在はシュランケンのみ使って「ミセス」も作っています。その後も支持され続けて10年が過ぎ、ル・ボナーのレディースバッグには欠かせない定番品となっています。ル・ボナーのバッグの特徴である見た目より全然大容量で革の質感を大事にしたフォルムと縫製は、このバッグの場合も十分生かされているのではと思っています。このバッグの場合も使い込んでシュランケンの革が馴染む頃に、最も素敵な質感とフォルムになります。

今回作ったお色は冒頭のライムグリーン。この色の発色はやはりシュランケンの定番12色の中で突出しているなと思う。大好きです。

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ジーンブルーとゴールド。例年冬場は売れ行きが鈍るジーンブルーですが、今年は全般的にこの色を求めるお客様多い。何故なんだろう?。ゴールドはふくよかな質感の製品だと映える。スマートな製品は難しい。

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トープとバイオレット。男女問わず製品のカタチを問わず、この2色は絶大な人気。毎回多めにこの2色は作るようにしているけれど、まず最初に欠品になる2色。もうトープはいつの間にか販売前に予約分でいっぱいいっぱいになっていた。

税込み73,500円。ご予約頂いていたお客様には順次ご連絡させて頂きます。ただ老人性痴呆症気味の私達二人は連絡し忘れる事も多々有り、皆様にご迷惑をおかけする可能性も十分あります。なので、このブログ記事を見られたミセスをご予約されているお客様は、info@kabanya.netまでご一報を宜しくお願いいたします。

Le Bonheur (18:50) | コメント(0)

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