ル・ボナーの一日

設営禁止場所でのキャンプ

2006年05月06日

公園でキャンプ.jpg 我が家の前の公園にテントが一棟、朝起きてベランダ越しに見えました。 治安が良くて、水道もトイレもあるので、街中でのキャンプ地としては、良い場所かもしれない。 ゴミさえちゃんと持ち帰っていただければ、いいのではと私は思っています。 季節が良くなると、ここにテントを設営したり、バーベキューをしたりする家族を何度か見ます。 私もテントを張って、一夜をすごそうかと思ったりするのですが、目の前の集合住宅の一員であるのに、設営禁止場所にキャンプするのは、いかがなものかと躊躇っています。 私も何度も設営禁止場所でキャンプをしました。貧乏だったので、少しでも節約するという単純な理由と、体制への抵抗?という、とって付けたような大義名分で。 千葉の館山の海水浴場でのキャンプでは、夜、暴走族の大集団が通りかかり、此処はキャンプ禁止場所ですよーと石の集中砲火。多勢に無勢、私たちはテントの中でじっと我慢していました。 木曽福島の浦島伝説で有名な寝覚めの床のある公園では、夜遅くテントを張り、目覚めるとそこは一面の芝生、そこに管理人のおじさんが立っていて、こっぴどく説教されました。 芦屋カントリークラブ前の芦屋川はキャンプをするにはベストの場所でしたが、図々しい猪に悩まされました。 あと、牧場の隅で、牛の糞と牛の襲撃に注意してキャンプをしたり、真冬にスキー場のリフト乗り場の横にテントを張ったり色々な設営禁止場所でキャンプをしました。 設営禁止場所でキャンプをするのは、守られたキャンプ場でキャンプするより、体力も、図々しい精神力も必要です。でも記憶に残ります。 私は体力の衰えとともに忘れていた事がありました。 人生において、思い出作りが一番大事と言いながら、物欲に心がシフトしていました。 モノは、それぞれの思い出の脇役なのです。 自動車工場の期間従業員をしていた頃、夜勤明けの朝、寝ずに家族や仲間とキャンプに行っていた体力はもうないけれど、あの頃一緒に遊んだ仲間は、声をかければ今でも喜んで一緒に思い出作りをしてくれるだろう。 大事なことを、見失わないようにしないと。 50歳からの思い出作りの日々が始まります。

Le Bonheur (20:23) | コメント(1)

Comments

  1. ノブ より:

    香港でハイキングしてきました。ハイキングコースも楽しめましたし、料理もおいしいし文句なしでした。しかしクレールを持参しなかったのです。ハイキングが目的と言うことより、ちょっともったいなく感じたためでした。でも持っていけばよかったと後悔しています。クレールを持っていたら、街で「偽物買わない!」と声をかけられることもなかったでしょうね。香港では日本人は偽物を買うイメージが強くあるようです。悲しいですね。

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