ル・ボナーの一日

旅モードで今月はチョイス

2015年05月06日

今月後半私は30年ぶりにアメリカ合衆国へ行きます。前回カルフォルニアを旅した後、もう行くことはないと思っていた。でも心のどこかで東海岸は違うかもという思いを持っていた。それを確かめる為にGO~。憧れと失望とがごちゃ混ぜの国・アメリカ。不器用で雑な作りが味と言ってしまえる唯一の先進国。その旅を共にするモノたちは。

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私は去年から自称パイロットの90年代の多面体軸のキャップレスコレクター。今まで黒2本とマッドブラックとグリーンは持っていた。そして今回ブルーのそれもデッドストック品を、万年筆趣味社会で親方と呼ばれる先達からごり押し入手相成りました。私はパイロットが最も技術力を持った万年筆ブランドだと思っている。しかし、私だけかもしれないけどデザインがお粗末なように思う。ラミーぐらい力を入れたら世界一だと私は思っているのだけれど。そんなパイロット万年筆の中でこの90年代のキャップレスの洗練度合いは突然変異かと思うほど美しい。あとナミキの赤が揃えば多面体キャップレス全色揃う。多面体軸のキャップレス以外はそんなに持っていません、4本ほどです。やっぱデッドストックのこのブルーはこのまま飾っておいて、他のキャップレスをアメリカには持って行こう〜。

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時計はやっぱ日本製を付けて行こっと。セイコーのロードマーベル後期ハイビートタイプ。この時計の精度には驚かされる。入手して一度しかメンテに出していないけれど、日差数秒いやないかも(リューズ巻く時秒針がとまらいので正確には確かめられない)。これはヤフオクで箱入り、値札&説明書付きのデッドストック品を落札した。相場より高かったけれど後悔しない素晴らしい個体だと思っている。その価値、プライスレス。

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大好きなパナマ帽の季節がやって来ました。冬以上に夏場の方がハゲおやじに帽子は必須。直射日光を直接受けるし汗も直接。髪の毛は頭を守る最も有効な盾。その代わりを帽子に託す私。そしてパナマ帽だと風がかぶらないより感じて通気性抜群。そして旅にはこの折りたためるパナマが重宝する。経営者が変わって継続している神戸の老舗帽子屋さんの「神戸堂」オリジナルの本パナマ。汗止めテープを内側に貼ってさあアメリカ東海岸(ニューヨーク〜ボストン〜メイン)〜。

そして一番の悩みがレンズ。大きいレンズが決められない。

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Vario-Tessar FE 4/24-70 ZA OSS は手ぶれ補正付きでズーム。テブレッソンーボンジョルノ松本には旅先で頼りになる事間違い無し。寄ればボケるし最短撮影距離が40cmは何かと便利。絞った時の抜けの良さはツァイスレンズの真骨頂。問題は良きにつけ悪しきにつけドキドキしなという事。

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ズミクロン90mm。大変重いし色々な意味で制約多いレンズ。でも奇跡の一枚が撮れる可能性を秘めている。今回メインで枚数を稼ぐのはリコーのGRだろうから、ここはこのレンズを持って行き奇跡の一枚を撮りたいと思うボンジョルノでありました。大きいの2本共は幾ら何でも。α7Rには普段はプラナー50mmF2でここ一番でズミクロン90mmというMFコンビで思い出作ろっと。でも軟弱は私はこの後心変わりするかもしれな。どちらにしても持って行くカメラもレンズも初めて海外旅行のお供をする機種、ドキドキ。

Le Bonheur (19:03) | コメント(0)

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