ル・ボナーの一日

革製「速写ストラップ」早速作っちゃいました。

2016年04月04日

_DSC7861.jpg

昨日、親しくしている顧客の方がニコンとブラックラピッドがコラボした人間工学を考えて作ったという「速写ストラップ」の新品を持って来られて、差し上げるので分解してパーツを使って革製を試作してみてくださいおっしゃる。いやいやどうしましょう、今まで何度かカメラ用ストラップは私的必要を感じて色々作ってきましたがまだ製品化はしていません。これは製品化出来るだろうか?と半信半疑の状態ですが使ってみたいからすぐ取り掛かりました。趣味と実益ちょっとの作業は早い私。

昨夜この本家を付けて撮ってみました。革である必要はありません、これで十分です。でも革で作った方が良い部分は発見できた。ジャケットの内側に収めたい場合はウレタン入った厚みが邪魔する。見えるように装着するとプロじゃあるまいし仰々しい。その部分をシュランケンカーフの元厚の一枚仕立てにすると薄く出来てその上ナイロンの間にウレタン挟んだ本家よりフィットする。ただ一番長いパーツのベルトは2,5cm幅で140cm必要で薄くて強度を出すためにシュランケン2枚圧着は、腰ベルト作るより多くの革が必要だ。

_DSC7862.jpg

そしてそして出来上がったのがこれ。ベルトが目立たぬよう色は黒で。

R0060049.jpg

こんな感じで使わない時はカメラが背面腰近辺で収まります。

_DSC7864.jpg

撮る時はスピーディーにさっと構えられます。普段使っているノーマールなストラップと違って構えた時邪魔になりません。落下防止用ベルトがハンドストラップの役目もしてくれます。これ良い〜。

だがもし製品化するとして見積もったら本家の3倍以上しそう。これはやはり製品化は厳しいか。でも私が使いたかったのでニコニコ。

Le Bonheur (22:25) | コメント(0)

Leave a Comment

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。

アーカイブ