
昨日、私の万年筆道楽を助長させた張本人?
吉宗さんがル・ボナーのお店に来てくださいました。
私は万年筆にはまるとは思っておりませんでしたが、古山万年筆画伯の「今買っておかないと後悔しますぞ」の言葉に動かされ(いつも私はその言葉に迷わされ続けている)、万年筆好きの人たちとの付き合いのつもりで加藤セイサクジョ・カンパニーの品を一本買って、ペン先を調整してくれる人も近くにいないので、それで終わりと思っておりました。
加藤さんの万年筆を買いに行った場所が悪かった。そこに吉宗さんがおられました。
吉宗さんは買うことを強制するよな接客ではなく、柔らかで万年筆が大好きなことが伝わる接客。静かな時間が流れる万年筆売り場の空気とあいまって、私はこれからこの人から筆記具は買いたいと思いました。その上吉宗さんはペン先の調整も出来てしまうのです。
これはまずい。神戸にペン先調整が出来る人がいるということは、私の防波堤は決壊。
その後、ル・ボナーに集うお客様たちの中で、万年筆を買うのなら吉宗さんから購入すると心地よい時間のおまけ付きで、買った万年筆は特別大事にしたくなると話しました。
そして何人かのお客様が吉宗さんのいる万年筆売り場を訪れ、吉宗さんのファンになりました。
ル・ボナーを訪問してくださった吉宗さんも、お店での吉宗さんと同じ、控えめで謙虚な人でした。心地良い接客の極意は、そんな人柄がなせる業なのか。私も見習いたいと思うけれど、お客様に「高飛車だねぇ~」と言われてしまう私の性格がそれは無理と言っています。
色々なとりとめのないお話をして、あっという間に時間が過ぎてゆきました。
神戸で、万年筆を介して豊かで柔らかな時間が流れる場所を作ってください。私は応援します。万年筆好きのル・ボナーのお客様たちと。

私は万年筆マニアの人がよくしている、一本入れ用のペンケースに大事な万年筆を入れて首からぶら下げているオヤジにだけはならないぞと思っておりました。でもいつの間にか下げている私です。いけない、いけない、完全に万年筆菌に侵されている。
でもこれはなかなか理にかなっていると思う私がいます。
いっとき万年筆・小物は買わない、今は、オーディオのセッティングを育てたいと決心。
しかし、この記事・関連書き込みで病気がぶり返しそうです。
頭の隅にウォーターマンの万年筆やTAKUYAさんのケースがこびりつき始めています。
泥沼愛好会(松本さん主催?)に入会志願となりますか?
この前お勧めのアルファ147みました。見るべきではなかった(?)ことになってしまうのでしょうかね。
ちなみに注文したダレスの革は、いつごろ入荷ですか、神戸出張を画策しますので。