ル・ボナーの一日

博士の万年筆が届いた

2007年05月23日

マイ博士.jpg いつ注文したか記憶定かでないけれど、確かにお願いしていた鳥取の万年筆博士の万年筆が届きました。ドキドキワクワクしながら包みを開けると中から私仕様の珠玉の一本が出てきました。 オランダ水牛の角とグリーンのセルロイドのコンビネーションの軸に細字用のペン先でお願いしていたその万年筆は決して洗練されたフォルムとは言えないけれど、温かみのあるふくよかな表情を伝えていただける。 細字のペン先にしていただいたので書き味はどうかと書いてみると、これがすこぶる気持の良いもので、私は大々満足であります。細字は調整が難しいと思うのだけれど、見事です。 轆轤3本.jpg これで私は軸を轆轤で削った万年筆を3本所有することになりました。加藤セイサクジョカンパニーの加藤さんと中屋万年筆の松原さん、そして今回の万年筆博士の田中さん。 軸を轆轤で削る技術は日本独特のもので、轆轤で削らなくても旋盤で削れば簡単に削れるし精度も高いのは分かっています。これから先消えていく技術です。 それだけに私は万年筆に興味を持った時、まず轆轤で削った軸の万年筆を入手したいと思いました。人柄にじみ出る加藤さんの万年筆。美しくシャープな松原さんが削る軸。無骨だけれど味わい深める田中さんの削る軸。どれも大好きです。 轆轤で軸を削った万年筆は、作り手の顔が見えるから好きです。モンブランの149より、田中さんが作る博士の万年筆の方が私にとっては値打ちを感じるのです。 ビスコンティー・オペラ.jpg 現在ル・ボナーあたりで万年筆菌に感染した人が増えています。 屈折したアルファ好きのイタリアチョイ悪オヤジまっしぐらY氏までビスコンティーのオペラを買ってしまいました。Y氏はやはりイタリア製の万年筆かぁ~。それにしてもイタリア万年筆は軸の色合いは素晴らしい。 軽井沢のSさんは世界2000本限定のブルーのアウロラ買いましたか?。私は奥様のおっしゃる通りビスコンティーのポンテベッキオの方が好みであります。加藤セイサクジョカンパニーの加藤さんの技術指導で出来上がった万年筆がポンテベッキオで、ビスコンティー創業初期に作られて現在作られていないポンテベッキオをデッドストック品で入手できるチャンス、私が欲しいぐらいですが万年筆はちょっと買うのはお休みです。今年はこの万年筆博士でお腹いっぱいであります?。

Le Bonheur (21:37) | コメント(8)

Comments

  1. アバター Shino より:

    アウロラもビスコンティも中字なのです。中字の万年筆は以前ナガサワ文具店で吉宗さんに相談して購入したものがあり、大変に書きやすく愛着があるため今回はこれらの購入は見送りました。
    ポンテペッキオ、残りあと一本だけだそうですよ、松本さん、どうします?ムフフ・・・

  2. アバター ル・ボナー松本 より:

    Shino さん
    久しぶりのコメントうれしいなぁ~!。
    違う色のインクを入れて楽しむとか、後でフルハルターの森山さんの所に持ち込んで細字用に研ぎ直してもらうという方法もあります。それよりなにより奥様へのプレゼントという手がいいのではなかと。ポンテベッキオであれば、今年は無理ですがいつか私が下取りしてもかまいませんよ。
    是非是非今しかありませんぞ(笑)

  3. アバター Shino より:

    うーむ、そういう話を聞くと折角泣く泣くあきらめた決心が鈍りますねえ、悩ましいなあ・・・

  4. アバター ル・ボナー松本 より:

    shinoさん
    今度吉宗さんと一緒にペントレーを作ることになっているのですが、そのトレーには愛着の一本とポンテベッキオが仲良く並んでいるのが見えまぁ~す。是非!是非!

  5. アバター Y.N. より:

    先日ご指摘があるまでは、自覚がなかった万年筆病の症状ですが、よく考えてみると、ル・ボナーさんの鞄療法の効き目は素晴らしく、ここ3年ほど小康状態です。
    昨日、東京の百貨店から長原幸夫先生のペンクリニックが近日開催される旨案内がありました。残念ながら、そちらに伺う日程と重なります。おかげさまで症状はこれ以上悪化せずに済みそうです。

  6. アバター ル・ボナー松本 より:

    Y.N.さん
    物好き病という大きな病気はますます進み、万年筆菌という現象だけが小休止しているだけではないかと思われます。
    帰神された折には、モノ好きの罪深さを語り明かしましょう。
    今年は太ダレスを注文されないのですかぁ~?。

  7. アバター Shino より:

    ポンテペッキオ、丁度5月が妻の誕生日だったのでプレゼントとして購入してしまいましたぁー!爽やかな色合いなのに神秘的な美しい複雑な模様が印象的な一品です。
    来週の誕生日に渡す予定ですが、さぞかし喜ぶでしょう。
    それにしても、吉宗さんとル・ボナーのコラボレーションのペントレーに収まったポンテペッキオを想像しただけでわくわくしてきます。ペントレーとても楽しみにしております。

  8. アバター ル・ボナー松本 より:

    shinoさん
    買ってしまったのですね。私は責任は持てませんが、絶対奥様大喜びだと思いますよ。インクは何色かな?
    ペントレーは赤と黒の漆で仕上げた”和”でいきます。万年筆も作る予定です。これも茶道のイメージの”ふぶき”のフォルムでいきます。深みにはまる私であります。楽しみにお待ちくださぁ~い。

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