ル・ボナーの一日

クリスペルカーフのグラス

2007年10月06日

%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9.jpg 画像からでは分かり難いかもしれませんが(フォト、主人) ほんの少しの膨らみや、カーブでも明暗ができ、見つめていると幻想的な世界へ引き込まれ、 つい手が止まってしまいます。パーツを光にかざし、角度を変えて眺めていると、映画「2001年宇宙の旅」の世界へも・・・。 細かな捨型の成せる技でしょうか。 美しいクリスペルカーフ 指先のほんの汚れでも曇ってしまう、デリケートな肌。 傷付けぬよう、指先を見、手を洗い、慎重に慎重に作りましょう。 でも・・・先日、 ピーマン切ってて皮膚切った!大きくしっかり皮膚を切り取ってしまった。 幅広傷テープ、左人差し指をピン!と立て、革に触れないよう作っています。 高貴なまでに美しいクリスペルカーフ とんでもない価格のクリスペルカーフ 久しぶりに出会え、ドキドキするほど良くなめされたカーフ シュランケンカーフの製造元、ドイツ、ペリンガー社の革です。 革屋さんがサンプルとしてのみ入荷したため、後がない。もっとこの革で鞄が作りたい!でも後がない。 ねぇ、革屋さ~ん。 独立系鞄職人みんなが、2~3枚ずつ買ったら定番で仕入れてくれるかしら? (そーんな数じゃダメっすよ~。高くて誰も買わないっすよ~)と、担当のA氏の声が聞こえる。 たなか様、もうしばらくお待ちくださいね。 7日、8日は、主人が留守になるため営業時間は夜7時までとなります。 宜しくお願い致します。

Le Bonheur (21:04) | コメント(10)

Comments

  1. たなか より:

    ハミさま
    実物を見た瞬間からドキドキしてしまいました。
    でもブログで見ると鳥肌が立ちそうです。
    待つ楽しみに慣れていましたので、逆にもう作られるのみたいに思っています。
    クリスペルカーフにロジュウムの金具は最高の組み合わせですね。
    楽しみに待っています。
    先日はご馳走のお礼も送れてすみませんでした。美味しかったです。(ちょっと申し訳なかったですけど)
    京都はたいへん勉強になりました。
    また行きたいと思っています。
    訪問できる時はまたお邪魔させてください。

  2. ハミ より:

    たなか様
    やっとお会いできました。
    この時を待ち続けておりましたもの。
    遠方からの途中下車、楽しいひと時を、ありがとうございました。
    はい!作り始めております。
    夜、間接照明の室内、この鞄がどう浮き上がるか、想像するだけで胸が高鳴ります。
    お待ちくださいね。

  3. 三好 より:

    う!見たい!きっとオーラが・・・
    どんな鞄になるのでしょうか?できたら見せて欲しいなぁ~。絶対半径1メートル以内には近づきませんので(もちろんさわれない、息のかからない位置で)。

  4. ハミ より:

    三好さん!
    完成したら、是非見に来て下さいね。
    お洒落なストライプのスーツに良く似合う。でも、革なくて残念!
    一昨年のあの時、部下の仕事のために親身になられた三好さん。私達は、大きく優しい心に感動し、三好さんが大好きです。

  5. まる より:

    ハミさんこんにちは!
    切った指大丈夫ですか?
    は~い、私も買いますって手を上げたいところですが、、、
    桁違いの値段にはびっくりしました。。。
    裁断する以前に、触るだけで緊張しそうですね。。。
    どんな素敵なバッグが出来上がるのでしょう、とっても楽しみです!

  6. ハミ より:

    ありがとう、まるさん!
    年をとる、って体力の衰えの他に回復も遅くなるのね。もう5日も経つのに治りが悪い。でも指で良かったわ。
    確かに高い。
    でも、貴重品革の価格設定より、価値あるなめしの良さはあると思う・・・けど、やっぱり高すぎよね。

  7. シザーハンズ より:

    こんばんは!
    なんか、とても存在感のある革ですね~。
    いつか、実物を見てみたいです。
    聞いたら、値段にもビックリです!!
    指先の切り傷には、「水絆創膏」
    も併用すると 治りが早くなりますよ。 試してみてください。
    僕は、見習いの頃には よく
    切っていたので お世話になっていました。(笑)

  8. orenge より:

    ノーブルな革ですね。「美」という言葉を表現しているように思えて・・・ところで,最近,このブログで紹介されたストーヴァの「アンテア」や雑誌で見たユンハンスの「マックスビル」に興味を持っています。どちらもドイツ製でメカは「ETA」。「確かな意志」を感じます。こういうスタイルある時計を買って自然体で暮らすのが健康的かもしれません。ふとそう思いました。

  9. ハミ より:

    シザーハンズ様
    はじめまて!
    見習いの頃・・・、ということは同業の方かしら。いつかお会いできるといいですね。
    「水絆創膏」切り傷名人なので、早速用意しておきます。ありがとうございました。

  10. ル・ボナー松本 より:

    orengeさん
    クリスペルカーフは、ボックスカーフと総称されている革の中で、現在最高峰のなめしと仕上げがされている革だと思います。
    普段一番よく付けている時計は、なぜかアンテアです。誠意を感じる時計だし、バウハウス的デザインが好きなのでしょう。良いです。

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