
太ダレス用の取っ手
年越しの太ダレスも、トップのフレームを手縫いすれば完成です。
気持ちはあせる、でも色々仕事が他にもあって思うように進みません。
お待たせしているお客様たちの顔を思い浮かべながら、頑張らなくちゃぁ~。
今年のル・ボナーの最重要課題は、革小物の充実とオーソドックスなメンズバッグの新作をお店に並べることです。
フラソリティー バイ ル・ボナーで革小物の充実を図ろうとして、何度か試作を繰り返しているのですが、あともう少し。職人さんに会って、細かな部分の詰めをする必要があります。今年最初の東京出張はそのことに集中です。
オーソドックスなメンズバッグは錠前が出来次第、4~5点サンプルを製作する予定で、型紙は出来ています。オリジナルの錠前が出来上がるのを待ちわびております。

4年ほど前に作った総手縫いの大きなアタッシェ(横680×縦480×幅280)。
注文で作ったのですが、大き過ぎて強度に不安があったので非売品としてル・ボナーのお店の顔として鎮座しているカバンです。これを作るのに1か月近くかかりました。
こんな仕事をまたやれる日を望みながら、目の前の仕事を頑張っている日々であります。
今日は第25回WAGNER月例会に初参加してきました。文鎮王子の凄い万年筆を触れて、書かせていただいたり、モンブラン、ペリカンのヴィンテージ品を書かせていただいたりと楽しい時間を過ごしてきました。私は4本の万年筆の調整をしていただきました。1本はOMAS360ですが、付属の説明書を見ても、カートリッジの装着が分からず持ち込みました。全く違う装着方法で、森さんが「OMASはいろいろ作るからねぇ」と笑っていました。さすがイタリアン!ですね、それを楽しむ余裕がないといけませんね。当然、万年筆はルボナーさんのペンケースにも入れて持参したのですが、そばにいる皆が、「それ何処の?」「厚手でいいなぁ」「デザインがカッコイイ」等と評判でした。森さんも「TAKUYAくんが出入りしている鞄屋さんのものだよね」と言って手にとって眺めていました。紺のペンケース作ってください。