ル・ボナーの一日

「てつじ屋」さんの靴とドイツボックスで作った靴

2008年03月19日

同じ革を扱く靴の縫製技術とかには興味を持っていたけれど、スニカーで充分満足な私でありました。それゆえ今まで革靴は冠婚葬祭用に友達から譲ってもらったリーガルのアッパーが硬くて履くとパカパカいう靴しか所有していなかった。 自分の足の形に合わせて誂えるというのを一度してみたかった。でもいくら底が手縫いだからと言って鞄の3分の1ほどの革しか使わない靴に30万円は出せる身分ではありません。バカ高くなった既成の欧米のブランド靴は論外で、私の革靴はこのまま黒いリーガル1足のままで、あとはスニーカーいっぱいのまま終焉を迎えるかに思われました。 それでよかったのだけれど、私の時計学の先生のライターのN氏が納得価格で自分の足の木型作って誂える独立系の靴屋さんがありますよと甘い誘惑。ライターのN氏は時計と同じぐらい独立系の鞄、靴、革小物に造詣が深い。他にもアウトドア用品、洋服、文具、ギター、帽子、眼鏡etc守備範囲の広さはライター屈指。趣味と実益を思う存分シンクロさせて自由に生きるお人であります。 ライターのN氏に教えていただいた靴屋さんは「てつじ屋」さん。 半年ほど前に芦屋で受注会があったときにオーダーして、その靴が届いたぁ~!。 tetsuji%281%29.JPG %E3%81%A6%E3%81%A4%E3%81%98%E5%B1%8B%E3%81%9F%E3%81%91.jpg 私がオーダーした黒の靴と一緒にオーダーしたT氏のグレーの靴。 私のより、T氏の靴の方がスマートに見えまぁ~す。足の形の差なのか。 フィレンツェのマンニーナで修業したてつじさんの作る靴はマッケイ製法のイタリアンな靴。 アッパーの素材はル・ボナーでおなじみのバタラッシーのミネルバボックス。 普段はロングノーズでスクエアトゥーの靴を作るてつじさんに、 始めて靴を誂える私は、無難な選択をしたため、おとなしい靴に仕上がりました。 履いてみると私だけのための木型、ピタッとフィットして良い感じ。 仕事場ではこの靴履いて作業することにしまぁ~す。 靴代   47,000円 木型代  30,000円 (次回から修正を加えても無料)         +消費税 納得価格だと思いませんか? ちょうど3月20日から25日まで、芦屋のギャラリーで受注会をされています。 興味のある人は行ってみてくださぁ~い。T氏は2足目を頼んでみるそうです。 %E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA.JPG てつじ屋さんにオーダーした靴が届く前に、写真のドレスシューズをなぜか購入した。 ル・ボナーに頻繁に訪れるY君が企画した靴。 この若者怪しい雰囲気ムンムンで、私たちはミステリアスY君と呼んでいる。 靴を企画してテーラーで販売している。 高級皮革のドイツボックスで作ったブラックラピド製法というマッケイの進化版の製法の靴ですが、履いてみるとつま先の形状に色気がある。 飾りの穴の連続はいただけないけれど、履くと隠れるからまあいいか。 4足持って来て1足は私。あと3足は興味を持った顧客の人が買っていった。 だってスニーカー買うより安いんだもの。残り物には福があ~る。 急に革底の革靴が2足にな~った。 革靴も面白いなぁ~と思いつつ、イヤイヤこれで十分。 靴道楽の泥沼にははまりません!。

Le Bonheur (20:41) | コメント(3)

Comments

  1. アバター はすざわ より:

    先日はお邪魔いたしました。
     なるほど、イイ感じですよね。あんまりロングノーズでとんがった靴よりこんなスタイルのほうが絶対にコンファンタブルですからねぇ。大切に履いてあげてください。(そういえばマッケイだったんですね。忘れてました)。
     しかし。いくらマッケイで工程的にはウエルテッドより多少は手間が省けるとはいえ、オーダー靴としては破格の安さですね。ビックリです。生活できんのかな・・・?
     あと、下の写真の前見せていただいた靴、これがまた本当に素晴らしいです。何より革が良いですねー。あったら私も即買いでした。
     >靴道楽の泥沼にははまりません!<
     そんなことおっしゃらずに、どうですか、もう一足?万年筆、時計とくればあとお足元も・・・。

  2. アバター つき より:

    先日はどうも有難うございました。いつも本当に目の保養になります。有難うございました。
    てつじ屋さんの靴、本当に破格ですねぇ。特に2足目以降なんて・・・木型があえば次は内羽根式ですか?
    それはそうと奥においてあった赤いローファーにも実は興味深々でした。

  3. アバター ル・ボナー松本 より:

    はすざわ さん
    イヤイヤこれで十分です。靴は親しいお客様たちにお任せします。万年筆とアンティーク時計まっしぐら?でいきます。ただ帽子、眼鏡には少なからず興味はあります。でもモノなんてなくていいと頭の中では念じ続けております。しかし、、、、。
    つき さん
    写真のドレスシューズが手に入ったので、冠婚葬祭用の内羽根式はいらなくなりました。ただハンドソゥーのオーダー靴は1足いつかなんて、、イヤイヤいけません。なくても十分と自分に言い聞かせております。
    赤のドライビングシューズは、ミステリアスY君が企画した残りで、20足近くいただいて、来店した人に順次足さえ会えば進呈しておりました。もう数日早く来店されていればあの同じタイプの靴はつきさんにも進呈できたのですが、惜しい!。

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