ル・ボナーの一日

GR DIGITAL Ⅲ と シグマ DP-1

2009年09月02日

%EF%BC%98%EF%BC%92%EF%BC%98%E3%80%80%EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%A4.JPG ブログに載せる画像撮るなら携帯電話の付属で付いているカメラで十分だ。 でもそれでは楽しくないのだ。モノ好き男の悲しい性(サガ)とでも言いましょうか。 そして深みに堕ちてゆく。 私はこの少し古くなったキャノン10Dと3本のレンズたちで十分満足している。 写真を撮っている感覚が十分感じる事が出来るレンズ込みで2キロ弱ある重さも、 充実感の一要素と考えて苦とは考えないように思おうとしていた。 しかし旅先で写真を多く撮り続けるには苦痛も伴う。 イタリアに行く時は身軽な方が楽だろうし、 なのでコンパクトデジタルカメラをセカンドカメラとして手に入れることにした。 色々悩んだ。 オリンパス・ペン、ルミックスG1、シグマDP2、リコーGX200。 綺麗で簡単に撮るなら他の選択もあるのだけれど、どこか本格的な風情を感じさせるコンパクトデジカメに惹かれる。満足出来る写真が撮れるまで訓練が必要だのに。 一長一短決めるのは難しい。 %EF%BC%98%EF%BC%92%EF%BC%98%EF%BC%A7%EF%BC%B2.JPG そんな時F1,9という明るいレンズでGR DIGITAL Ⅲが登場した。 その上液晶が最新のフルサイズ一眼と同じレベルの鮮明さになっている。 まだまだ値頃感はないけれど、これなら愛せると思った。そして入手した。 そのGRDⅢで六甲アイランドを撮った。 %EF%BC%98%EF%BC%92%EF%BC%97%EF%BC%91.JPG 神戸六甲アイランドの南端マリンパークから見た海と空。 %EF%BC%98%EF%BC%92%EF%BC%97%EF%BC%92.JPG 六甲ライナーの終点マリンパーク駅あたり。 %EF%BC%98%EF%BC%92%EF%BC%97%EF%BC%92%20%282%29.JPG 阪神淡路大震災前には、ここに大遊園地があった。 %EF%BC%98%EF%BC%92%EF%BC%97%EF%BC%93.JPG 島の中央を流れる人工の川の南側の終点あたり。 %EF%BC%98%EF%BC%92%EF%BC%97%EF%BC%94.JPG 私たちが住んでいるマンション群の入り口にある彫刻。 %EF%BC%98%EF%BC%92%EF%BC%97%EF%BC%97.JPG この超高層ビル群の地べた部分にル・ボナーのお店はあります。 %EF%BC%98%EF%BC%92%EF%BC%97%EF%BC%98.JPG 円盤型したホール。 %EF%BC%98%EF%BC%92%EF%BC%97%EF%BC%99.JPG 六甲アイランド中心部遠景。 826%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97.JPG ライトアップされた結婚式場。 なかなか思うような写真が撮れない。 私は撮った人の思いを伝達出来ている写真が好きだ。 そんな写真撮りたいけれど、GRD Ⅲはまだまだ思ったより硬質に写る。 撮り続けたらきっと大好きになる素質十分だ。 私のカメラ撮影技術が進化すれば、それと同時進行して愛着強まるだろうコンデジだ。 このシンプルな外観の高性能コンデジは、 今週中に21㎜の広角になるワイコンと光学ファインダーで武装して、 風景をワイドに撮るため専用のボンジョルノ仕様に進化する。 キャノン10Dでは体験できなかった超ワイドな世界をこのGRDⅢで写し撮れる。 %E7%94%BB%E5%83%8F7%20351.jpg そんな風に、GRDⅢを自分色の相棒として使いこなそうと思っていたら、 F氏がシグマDP1を持って来て、このマニアックなコンデジ貸してくれた。 今まで銀塩高性能コンパクトカメラ(TC-1etc)オンリーだったF氏が、初めて触手が動いた1年前に入手したAPS-Cサイズの撮像素子のこだわりのデジカメだ。 しかし思い描く写真が撮れないとギブアップし、今年からオリンパス・ペン。 そのF氏ギブアップした硬派のコンデジ使ってみようじゃありませんか。 確かに難しい。その上シャッターを切る快感もなく無骨なカメラだ。 大部分ハズレの写真になってしまう。 でも時々驚くほど鮮明な「奇跡の一枚」が撮れたりする。 それが下の2枚。GRDⅢで撮った最後から2枚と同じ場所で撮った2枚は、 このシグマDP1の潜在能力の高さを感じさせる。 %EF%BC%98%EF%BC%93%EF%BC%91%E5%A4%9C%E6%99%AF%EF%BC%92.jpg %EF%BC%98%EF%BC%93%EF%BC%91%E5%A4%9C%E6%99%AF%EF%BC%91.jpg 作り手が熱い思いで作った道具は面白い。 欠点多々あったとしても、その道具が悪い訳ではなくて、 使い手の技術のなさが原因と思わせる力を持っている。 このカメラで素敵な写真が撮れたら満足度数十倍。 金利なしの5年間毎月1000円払って入手しようかな。 10Dと3本のレンズとGRDⅢで十分カメラは満足しているけれど。 それに銀塩が待っている。

Le Bonheur (07:28) | コメント(3)

Comments

  1. しげお より:

    僕も色々と考えた結果、日曜日にPENを入手しました。
    Ⅲもいいですね。
    Re: しげお さん
    私の周りでもオリパス・ペン買った人多いです。コンパクトカメラの中ではデザインは突出してると思います。
    驚異の広角レンズにも換える事が出来るので面白いと思います。
    クロスのPEN特製万年筆は応募されましたか?。
                           ル・ボナー松本

  2. たけのぶ より:

    私は以前はニコンF4s, New FM2の2台を単焦点レンズ数本と共に旅行に持って撮影していました。体力もよく続いたなと思います。カメラも下火になっていたのですが、仕事で使うためにデジカメを買い替えた時に、リコーR4を買い小型ながらによく写り、何より軽いコンデジの魅力に気がつきました。昨年末、R4に不具合が出始め買い替える際にGR IIも欲しかったのですが仕事にはズーム機能が必要でGX200にマニアな感じのファインダーを付けて購入しました。モノ好きの自分はやはり単焦点カメラという不便な制約を魅力に感じてしまいます。その時やはり比較検討したのがこのシグマです。読んでいてう〜ん、欲しいモノが似過ぎだと思いました。チョートクさんの本もお好きですか?
    Re: たけのぶ さん
    チョートクさんのブログ見てみました。
    オリンパス・ペンにしなくて良かったと思いました。
    だって古いレンズを色々装着して楽しめるようで、大好きな金属無垢の外観のレンズを装着しているペンの容姿を見た時、これはまずいなと思いました。レンズで底なしになりそうなので。GRDⅢで良かったと思っています。
                                  ル・ボナー松本

  3. シグマ ハーモニクス

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