ル・ボナーの一日

昭和な万年筆を2本入手

2010年05月10日

10%E5%B9%B43%E6%9C%88%20471.jpg 久しぶりに2本の万年筆を入手した。 大阪城東区にある某文房具屋さんにあった日本製の無名の万年筆。1本は昭和セピア風情な金魚柄のセルロイド軸の万年筆。吸引方式はサイドレバー式。もう1本はエボナイト軸に漆が荒く塗ってあり、初めて所有するインク止め吸入方式。どちらもペン先は心もとなかった。でもP&Mの吉宗さんに魔法をかけてもらったら、素敵に変身した。無名のこの万年筆は、大阪の市井の無名の轆轤職人が削った軸だ。奢りや打算を感じない清さ感じるその時代の素晴らしい二流の万年筆。 このところ昭和を感じれるモノに惹かれる。心は年齢重ねても幼いままのボンジョルノだけれど、体力勝負が出来ない事を痛感する今日この頃。そんな私がふらふらになるまで働いていた時代のモノたちに惹かれる。その頃は全然目を向ける余裕がなかったけれど、今も残るその時代の日本製は作り手の思いが強く感じられて愛おしい。その時代のモノたちの劣等感と情熱を感じながら、自身のモノ作りのカタチを模索しています。

Le Bonheur (22:34) | コメント(2)

Comments

  1. H より:

    おっ、さすがペン先職人、あれをなんとかできるんですね。
    イリジウムとか無事だったんですね。ペン先さえばっちりなら、なかなかおもしろい万年筆だと思います。金魚の生地は言うことなしですが、あの漆のような塗りはなんだろう。
    Re: H さん
    調整してもらったら、お気に入りに変身しました。特にあの漆?塗りタイプのインク止め式が。危うさが何とも味わい深いです。
                     ル・ボナー松本

  2. つき より:

    私も最近、こういうレトロなものに惹かれます。
    やっぱりこのブログの影響大ですよ。
    Re: つき さん
    お世話になりました。あの2本気に入っています。買い替える消費サイクルを意図的に作り出している時代に疑問を感じています。モノを愛でながら永遠を信じれたら幸せです。時間を経てなお残っているモノは、それだけで素晴らしいと思うのです。
                    ル・ボナー松本

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