ル・ボナーの一日

TANBA NANBA のホームページオープン

2007年01月10日

丹波の工房にて.jpg 本棚を作っていただいた若き家具職人難波さんのホームページがオープンしました。 難波さんのホームページを見ながら、私達の注文した本棚はこんな感じの仕事場で作られただぁーと思いつつ、我が家のリビングに鎮座するこの家具への愛情が今まで以上に深まってきます。私達は難波さんに作っていただいたこの本棚を大変気に入っております。 1点1点作るモノ作りは魅力的であり楽しい。でも大変です。 工芸品と世の中の人が認めたモノ以外のモノ作りは労働に見合わない。それでもその仕事を愛しているから続ける。家具の場合、多くの量産品は合板と補強金具で組上げられていて、それでいながら見栄えは良くて高い値段で売っていたりする。そういったモノたちに私は愛情を持てないのです。 切磋琢磨して難波さんの個性と技術を注ぎ込んだ家具を作り続けて欲しいです。 お金が貯まったら、次は食テーブルと椅子をお願いしようとハミと話しています。 誤魔化していないモノたちが私達は好きです。誠意を感じるモノが好きです。 そういったモノを作っていきたいし、そういったモノに包まれていたい。 多量生産大量消費の現在社会の経済システムから少し距離を置いた、独立系の職人たちが作り出すモノは、非効率だけれどかけがいがないと私は思うのです。

Le Bonheur (22:46) | コメント(3)

Comments

  1. nam より:

    二回も取り上げて頂き、本当にありがとうございます。最近は片付けるようにしてますが、すぐホコリだらけになってしまいます、木工家の工房はみんなこんな感じですよ。ブログ頑張ります

  2. オカザキ より:

    お世話になっております。
     私は自分の財力が許すかぎり、職人さんが実直に作り上げたモノには大枚をはたいて買いたく存じます。
     周囲からは「狂ってる!!」とよく言われますが…。

  3. ル・ボナー松本 より:

    namさん
    リンクさせていただきますね。
    私のようにブログ病にかからないようにお気をつけて、ホームページ充実させていってください。
    オカザキさん
    バイクの排気音、立派すぎました。去って行った後も響き渡っておりました。モノ好きは確かに少し変ですが、面白い。

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