ル・ボナーの一日

「L字ジップウォレット」記事追加

2014年12月23日

到着と同時に急ぎ公開した「L字ジップウォレット」の記事の補足説明を追加します。この財布は元々通販大手のカタログハウスさんを通して販売していた形です。流行りのジップタイプの財布をよりスマートで使いやすさを求めてカタチにしました。その生産も落ち着いた時期を見計らい、制約ない素材を使い少し仕様を変更してル・ボナーでも販売する事にしました。

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ファスナーはそれまでラウンド長財布で使っているような5番のエクセラではなく3番のエクセラを使っています。その方がスマートでスムーズな開閉が可能と思ってそうしました。5番に比べ3番は数十円安いですが、決してケチって細いエクセラを使った訳ではありません。あくまでこの財布の良さをより強める為です。本当です。

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L字ジップウォレットの最大の特徴は、スライダーを三方向走らさないと開けられないラウンドファスナー財布と違い二方向で開けられる事。これが結構使い勝手において大きな長所。そして中央のコインケースはできる限り大きくしました(ドル紙幣なら折らずにぴったり収まる)。その事で入れたコインが団子状態にならずに薄さを保ち見やすい。そしてトップにファスナーが付いていなくても本体ファスナーとの隙間が少ないので、本体ファスナーを閉じるとコインケース部分以外に移動することはありません。内装に使っている革は、内装用にオーダーで作った黄色味が強い茶色のバングラキップ。

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シュランケンカーフはオレンジ、トープ、ジーンブルー。実はバイオレットも頼んでいたし革も送ったのに届いていない。。。。。作るの忘れていたみたいです。この業界はこういう事が結構許されてしまう。でも確認を怠った私が悪い。バイオレットをお待ち頂いていたお客様、本当にごめんなさい。

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クリスペルカーフは黒とチョコ。クロームなめしをするタンナーの技量はこのボックスカーフ系の革で測る。そしてペリンガー社が作るクリスペルカーフは世界最高峰のボックスカーフだと私は確信する。繊細な革で傷つきやすいけれど、うまく育てると革の魅力を伝える素晴らしいエージング。

ル・ボナーのもう一つのファスナータイプの長財布・ラウンドファスナー長財布は来年初めの完成予定。二種類のファスナータイプの長財布も紐財布共々宜しくお願いいたします。

(緊急追伸) 12月24日午前

休み明けのクリスマスイブ朝一番に「バイオレットがないよ!」と電話したら、バイオレットだけファスナーが間に合わなくて年明けには組めるとの事です。少し遅れますがバイオレットのL字ジップウォレットも店頭に並びます。良かったぁ〜。宜しくお願いいたします。

Le Bonheur (23:32) | コメント(3)

Comments

  1. 匿名 より:

    ・ラウンドファスナー長財布とL字ジップウォレットの違いは容量だけですか?どちらか購入予定です。入荷予定のラウンドファスナー長財布の色、革について教えてください。

  2. りゅうちゃん より:

    本日、L字ジップウォレットのブルーを買った者です。早速明日から使いたいと思ったんですが、縁起をかついで、元旦まで我慢しようと思います。質問ですが、ル・ボナーの刻印がどこかに入ってるのかと思ったんですが、見当たりませんでした。別に刻印入りにこだわってるわけではありませんが、なにか刻印なしのポリシーでもあるのでしょうか?
    また、愛車のブログ記事も楽しみにしてます。

  3. Le Bonheur より:

    お買い上げありがとうございました。ル・ボナー製品は見れば自分たちで作った製品だと確認出来るのであえて刻印は入れなくてもいいかと思っていたのですが、これからは入れる方向にいこうかと考えつつあります。

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