ル・ボナーの一日

イタリア食材がいっぱいだぁ〜!

2011年05月09日

毎年ゴールデンウイークにはイタリアへ行っているF夫妻が昨日帰国した。今回は帰国当日のボローニャ空港ストライキというアクシデントに遭遇し、一日遅れの帰国だった。個人旅行でこういうアクシデントに遭遇するのが怖い。もし私などがそういう状況に置かれたら、もう顔面蒼白でどう対応すれば良いか途方に暮れる事でありましょう。でも旅慣れたF夫妻は大丈夫。




今回のF夫妻のイタリアは、ボローニャ&トリノとその周辺の小さな町を鉄道を使っての旅。つまりイタリア食材の宝庫地帯の旅です。いっぱい買って来てぇ〜!と頼んでいました。その食材たちがいっぱい。


モデナのバルサミコ酢は20年、30年、40年モノを。本家モデナのDOPの刻印入りのバルサミコ酢は別格の風味。特に40年も寝かして熟成すると酸っぱさが消えて濃厚な甘みのエキスになる。バニラアイスにかけて食すと格別だそうだ。昨年私がモデナを訪れた時に、市場が閉まっていて買えなくて悔しい思いをした事を思い出す。


ボローニャからは5年モノのパルミジャーノ・レッジャーノ。当然DOP認定。5年モノはなかなか日本では手に入れられない。熟成され旨味成分が結晶化したこのチーズはエミリア・ロマーニャ州の食の至宝。30年モノのバルサミコ酢を少しつけて食すともうたまりません。30キロある丸々一個を頼んだけれど、それは無理と今回は1.5キロ。1.5キロでも結構重量級。





あと市場で乾燥ポルチーニと乾燥トマトも。乾燥させる事で旨み成分が凝縮して、イタリア料理に入れると格段に美味しくなる食材たちです。乾燥ポルチーニを日本で入手すると、もっと小さくて粉々になっていて何倍も高ぁ〜い。乾燥トマトの方は日本ではなかなか手にいらない。こちらは1キロでビニール袋いっぱい。

その日の夜から我が家の食卓はイタリアンの連続。サラダだって市販のドレッシングかけずにオリーブオイルと20年モノのバルサミコ酢と岩塩使い、その上から5年モノのパルミジャーノ・レッジャーノ振り掛けると凄すぎます。


お菓子もカラフルな「コンフェッティ」をいっぱい。イタリアン版マーブルチョコレート。私だけは初めて食すコンフェッティは思ったより香ばしいチョコレート菓子。このお菓子から名前を頂いたレディースのバッグ「コンフェッティ」は今月末には完成予定。お菓子と同様カラフルな色で登場〜!。

DSCF0745.JPG DSCF0645.JPG  DSCF1181.JPG DSCF1209.JPG F氏が撮ったイタリアは良い。大枚はたいて入手したX100が功を奏して深みのある良い写真がいっぱい。やっと銀塩では撮れてもデジタルでは撮れなかった領域の色合いに到達し、空気が伝わる素敵な写真が何枚もあった。夜が特に良かった。夜は銀塩が苦手な領域。今日はその写真たちをMacの音楽付きスライドショーで見ながら仕事をしていました。

平日来るなんて珍しいシャーロキアンでイギリス大好きなK氏が奥様と来店。来られるといつもイギリスとイタリアのどちらが良いか対決になるお方です。仕事で仕方なく初めて今月中旬イタリアへ行くのだそうです。でも嫌そうではないご様子。仕事柄ランボルギニー、フェラーリ、マセラティの工場にも行かれる予定だそうです。良いなぁ〜。という事はエミリア・ロマーニャ州。きっと料理の美味しさに圧倒されてイタリア良いなぁ〜と実感する事でしょう。

イタリア行きたい病がうずうずし始めたボンジョルノ。
今年は行けるかなぁ〜。

Le Bonheur (21:53) | コメント(0)

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