ル・ボナーの一日

ポンテペルレ

2006年05月14日

ジャガー.JPG フィアット500ウエブ.jpg 年に一度、六甲アイランドをスタート、ゴール地点にして開催されていたクラシックカーのイベントが、今年から、神戸フルーツフラワー・パークが出発到着地点となり、見ることができません。 6年間、六甲アイランドで開催されるイベントの中で、一番楽しみだたのが、このポンテペルレでした。 去年のポンテペルレで、私が選ぶベストオブ車は1937年式ジャガーSS100です。あまりに完璧すぎるレストアに驚かされます。この状態にするまでにどれほどの手間とお金をかけていることか。 敢闘賞は習志野ナンバーの1964年式フィアット500でしょう。このイベントに出場するために、千葉からこの小さな車で来て、3日間ポンテペルレで走り続け、千葉までまた帰っていくのです。凄いと思います。 静岡から1959年式ベンツ300SLロードスターに載って来られるご夫婦は、前日の夜、必ずル・ボナーに立ち寄ってくださる、6年前からのお客さまです。 毎年、このイベントに参加して、ル・ボナーに立ち寄るのを楽しみにしてくださったこのご夫妻も、今年は会えませんでした。 ベンツ.JPG このハイソなイベントに一度は参加したいと思い続けました。 去年は本気で参加しようと準備を進めました。 私の1968年ビートルでは、クラシックカーのお仲間には入れてもらいそうになく、ビーちゃんの主治医の古川さんに相談したところ、俺は恥ずかしくて出場する気はないけれど、1956年式のポルシェのロードスターなら用意できるから、貸してくれると言ってくれました。 助手席に座る友人も確保し、ワクワクしながら申し込もうとしました。 その時分かったのです。参加費用がいることを。それも16万円です。 ハイソな人たちのお仲間に入るには、この程度の費用は余裕で払えなければ、いけないのだ。 見てるだけで、我慢しないといけない。でも今年は見ることもかなわなかった。 私にとって、1968年式ビートルはオモチャです。移動手段という機能はおまけなんです。 身の丈相応です。ポンテペルレの仲間に入るのは、まだまだ敷居が高いようです。

Le Bonheur (21:34) | コメント(0)

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