ル・ボナーの一日

F夫妻のローマ

2006年05月12日

ヴェネト通り.ブログ.jpg ル・ボナーの常連客で、私の神戸学の先生のF夫妻が、ゴールデンウィークにローマに行って来ました。去年の秋にフィレンツェに行ったばかりなのに、またまたイタリア観光旅行です。 F夫妻の旅行は、基本的に街を歩き続けます。朝から晩まで街を歩き続け、観光マップにはない、マイ、スポットを見つけ出す旅です。そのため歩く総距離はハンパではありません。 そんなF夫妻も、ローマの荒れた石畳は、相当きつかったようです。 パンプスで、平気で一日中歩き続けられるF婦人も、途中でギブアップして、スニーカーを購入したそうです。パリの旅行の時のように、足の親指だけが腱鞘炎になってしまったような事態にならずに良かった、良かった。 ピンチョの丘から.ブログ.jpg 私はイタリアが好きです。まだ行った事のない私ですが、行った人の話しを聞くと、ますます好きになります。過去に素晴らしい文化を築きながら、優等生と劣等生が入り乱れて混沌とした万華鏡のような国。そして職人の神様は、イタリアに居ます。 F夫妻のローマの旅の話しを聞きながら、私はフィレンツェに心は飛んでます。 年に一度秋にイタリアで開催されるリニアペレ(ヨーロッパのタンナーが一同に集まる世界最大の革の見本市)に、革屋の常務をそそのかして、同行させてもらって、フィレンツェとその近くにある、タンナーのワルピエやバトラッシーがある美しい村に行きたい。 職人の神様は、そのあたりに住んでいるように思います。

Le Bonheur (07:48) | コメント(2)

Comments

  1. minerva より:

    この写真を見ているだけで、イタリアに旅行している気分になります。以前は英国びいきの私でしたが、最近はイタリアに行ってみたい。でも、現実は・・・
    水曜~金曜まで東京出張でした。ルボナーの1日でも紹介された学士会館に2泊してきました。想像以上に素晴らしかった。このようなクラッシックな建物の街並みが続いているのでしょうか?いつの日かあの鞄と一緒に行ってみたい。

  2. ル・ボナー松本 より:

    鞄を作る事を生業としているのに、フィレンツェに行った事がないのはかたて落ちだとお客様によく言われます。自営業なので、1週間目をつぶれば行けます。行きたい。
    学士会館はストイックな雰囲気でイギリスのサロン風ですよね。
    部屋はパブリックスクールの寄宿舎風かな。

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