ル・ボナーの一日

ダニエルのケーキ

2009年08月20日

%E7%94%BB%E5%83%8F7%20411.jpg 夏だけれど爽やかな風が吹いている。 早朝の強い日差しと一緒に我が家のリビングへ。 何度かル・ボナーに来店して頂いた爽やかな若い料理人カップルが訪れた。 いつか二人の夢をカタチにした料理とお店を出したいと思っている二人です。 その二人が入籍を済ませたと報告に来てくれたのです。 モノ作りする私たちは料理する心と共通した部分を持っていると思う。 まず技術力を育て、それを豊かな感受性でカタチに昇華した時、幸せは訪れる。 企業と違って個人の場合は、小さな輪でもやっていける。 だから二人には料理の技術とセンスを育てるだけではなくて、 お店を持ちたいと思っている二人には豊かな感受性と美意識も一緒に育てて行って欲しい。 それが個性となり、それに共感した小さな輪は豊かさを生み出し大事な場所になるはずです。 私は50過ぎてまだ模索中ではあるけれど、その事を痛切に感じてもいます。 豊かさは大部分お金で買えます。でもお金では買えない心の豊かさの中に、かけがえのない大事なモノあるように思います。 %E7%94%BB%E5%83%8F7%20395.jpg その時、前に彼女が勤めていたダニエルのケーキを頂いた。 本来なら私たちが結婚祝いを差し上げなければならないのに。 私はケーキ屋さん数ある神戸の中で、この「ダニエル」が一番好みのケーキ屋さんです。 私は夜晩酌代わりにハーゲンダッツのアイスクリームを毎夜食べる程度で、 そんなには甘いものは食べません・・・・? がダニエルのケーキは食べるたびに感動します。 東京出張時のお土産にこのお店のケーキを持って行きたいといつも思うのですが、 3時間以内に食べて頂かないと美味しさ損なわれるのでお売り出来ないという姿勢を貫くお店の方針もあり、叶わぬ神戸のスィートの名品。 モンブランは他のケーキ屋さんで買う場合は選ばない私ですが、 ダニエルのモンブランは別モノ。 濃厚なようで爽やかでその甘みのコンビネーションは複雑なパズルのように、 小さなケーキの中から多くを語りかけてきて飽きさせない。 %E7%94%BB%E5%83%8F7%20398.jpg 小さなケーキ一つ一つが、食べると驚くほど雄弁に多くを語りかけてくる。 こんなケーキはダニエル以外私は知らない。でもって4個は私が食べてしまった。 こんな表情豊かなダニエルのケーキのようなカバン作ってゆきたい。 神戸には16年住んで何軒か行き着けのお店が出来た。 食べ物屋さんにしても、物販店にしても、神戸でお店を続けている誇りのようなものを持って、 オリジナルな個性を切磋琢磨し続けているお店が大好きで愛おしい。 そんなお店お店に刺激を受けながら、神戸の片隅でル・ボナー続けて行きたい。 二人が始めるお店が開店したら、必ず行きますよ。 そして個性磨いて末永く続くお店に育てて、神戸の大事なお店になってください。 小さな神戸物語の積み重ねが、神戸を心豊かな地方都市にしてゆく。 そんな一員に一緒になれたら幸せです。 %E7%94%BB%E5%83%8F7%20420.jpg 六甲アイランドの空き地がボランティアの人たちの努力で芝の広場に育った。 緑がさわやかで、水のシャワーが夏の日差しに映えて気持ち良さそう。 神戸が益々居心地良い場所と感じています。 爽やかな若い料理人カップルは久々に同じ日に休みが取れて、 この後夜はバー「バランザック」に行くそうです。 不思議な繋がりの輪感じて、神戸は狭いなぁ~と痛感。 でもそれもまた楽しく思う今日この頃の私でありました。

Le Bonheur (19:15) | コメント(2)

Comments

  1. クワハラ より:

    今晩は。
    ダニエルのケーキが美味しそうで、つい。。。書き込みを。
    ダニエルが出来た時は、遠くから噂を聞いて、本職さんがたくさん見にこられたとか。。
    ダニエルのカフェも気に入ってたのに(ちりめんキャベツと手長海老のパスタを食べたの覚えてます。。美味しかったです☆)。。
    誕生日にケーキを注文した事があって、7月なもんで、大好きな苺は旬では無いから、って、デコレーションは季節の果物、メロンや葡萄の地味。。な色合いであった事思い出します。でもそのこだわりがあるから、素敵なんでしょうね。。。
    でも、美味しいからって4個は食べすぎです!!!
    アイスも毎日は危険ですよ。。
    ご自愛を。
    Re: クワハラ さん
    いやぁ~賞味時間3時間というのが頭をよぎって4個食べてしまいました。でもどれも美味しくて、食べれるものですね。
    神戸には素敵なお店がいっぱいあって本当に嬉しい限りであります。
                              ル・ボナー松本

  2. エアコンマン より:

    こういう日常の出来事の中に人生の極意のようなものをちりばめる文章をさらっと書ける。
    ブログ職人 面目躍如といったところでしょうか。流れ石です。
    豊かな感受性と美意識を育てるのは、やはり、分野の関係なく本物にたくさん触れることでしょうね。そのうちに、自分に合ったものが醸成されていくように思います。
    ただし、本物を所有しようとするとルボナーに集う方々のようにえらいことになるので
    注意が必要ですが。
    対岸より応援しております。
    Re: エアコンマン さん
    愛情注げるモノは日々の生活に潤いを与えてくれます。でもそんなに沢山はいりません。あんなに大きな望遠鏡も双眼鏡も持っておりません。ライツの双眼鏡など当然恐ろしくて持てません。間違いなく同じ岸におられます。
    モノがなくても夢中で生きた若かった頃にもう一度戻りたいとは思いませんが、希望を持って明日を描ける若い人に出会うと嬉しくなります。
                             ル・ボナー松本

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