ル・ボナーの一日

玉ブチの交換修理2007年06月04日

長く鞄作りをしていると毎月いくつかの修理が持ち込まれてきます。その中で多いのが内縫いの間に挟む玉ブチの交換修理です。 一般的に玉ブチはプラスチック芯に薄く漉いた革を巻いて作ります。その方が均一の綺麗な見え方をするのと、そ […]

経年変化(エージング)2007年06月02日

今日昔からのお客様が2年ほど前に購入されたミネルバリスシオのグレー色の枠ポーチを持って来られました。良い状態でエージングしていました。 ポーチの下に敷いている革がミネルバリスシオのグレー。違う色のようです。 色止め加工を […]

町工場の事務所で秘密会議2007年05月27日

昨日は夕方から「何を作るか決まっていないプロジェクトX」の話し合いが金属関係者の一人、天才鋳物職人?の工場で開催されました。 精密金属加工会社社長K氏に迎えに来ていただき秘密会議の会場へ。 その鋳物工場は、土曜日で作業は […]

レジェボストンは使い勝手の良い鞄2007年05月24日

今日は休日返上で仕事してました。仕事がいっぱい、工房もゴチャゴチャ作りかけの鞄で収拾がつかない状態であります。一段落したらかたずけをしないといけません。すぐにゴチャゴチャになるのは目に見えて明らかだけれど。 一年以上待っ […]

ミセスはふくよかフォルム2007年05月22日

少し大きめのハンドバッグ兼ショルダーバッグのミセスが久々登場です。 このミセスは作り初めて5年ほどです。ハミがデザインし、婦人誌の「ミセス」で紹介されて独立系のかばん屋レベルですが、爆発的に一時大変売れたバッグです。その […]

K社長がスーパークロムメッキの錠前持ってやって来た2007年05月20日

先日、田舎の秘密基地の首領、精密金属加工会社のK社長が、仲間の金属関係者からはやり過ぎと言われた三重メッキシリアルナンバー入りのスーパーなクロームメッキの完成品と、チョットだけよとロジウムメッキの組上げ前の錠前の本体を持 […]

レジェ・ボストン製作中2007年05月13日

現在レジェ・ボストン作っています。今回は店頭に並べる分までは作れなくて、注文のシュランケンカーフのチョコ色一個とデッドストック革のイタリアを代表するクローム革のタンナーのフラスキーニのパペーテ・カーフのグリーンの二個、合 […]

悩み多き小物不足2007年05月03日

久々にラウンドファスナー財布を組上げました。多くのお客様の要望があり、お店に並べられる数はそんなに多くありませんが、紐長財布と並ぶシュランケンカーフを使った人気定番小物です。 今回から値上がって26,250円での販売とな […]

初めて作るコンビのタンクトート2007年04月28日

シュランケンカーフで作るタンクトートは人気のある定番バッグです。 今回は特別にコンビで作ってみました。白ぽいライトグレーでこのタンクトートを作ると、取っ手の部分が特に人の汗などで負担が多く汚れやすいと思い、少し濃いグレー […]

バタラッシー社のプエブロ2007年04月22日

初めて入手したバタラッシー社のプエブロという革は独特な革です。 ショルダー部分をイタリア古来のなめし技法、バケッタ製法で仕上げたタンニンなめしの革であることはバタラッシーの作る革はすべて共通なのですが、このプエブロは表が […]

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