ル・ボナーの一日

EF50mm F1.4の悲劇 そして帯に短し襷に長し

2010年11月08日




私が最も好きなEF50mmF1.4のレンズ。私の撮りたい被写体と、バランスが絶妙で大好きなレンズです。私の不注意で落下させ修理して頂き、益々このレンズが特別な存在になった。同じスペックの他のレンズ(同じキャノンの最新のレンズだとしても)では変え難い関係をこのレンズに感じている。

だのに何て事だ・・・・二度めの同じ過ちをしてしまった。落下させてしまった・・・・。私は何て雑な人間なのかとほとほと呆れてしまった。レンズを振ってみるとカタカタ言う。どうやらレンズ本体は大丈夫なようで、前回と同じモータ部分のようだ。これなら修理可能なようなので、ひとまず安心。本当にこのレンズには苦労をかけ続けて心痛む。修理から戻ってきたら今まで以上にこのレンズが私のカメラ趣味の中で特別な存在になるのだと思えるのでありました。

しかし困ったぁ〜。今週の週末には私のカメラ趣味を満喫出来る年に一度のイベントがある。当然このEF50mmをEOS50Dに装着して行く予定にしていた。それが私の過ちの為に出来なくなった。


今私はEOS50D用のレンズを5本持っている。自分に合うレンズを探し求めた彷徨の結果の5本。最後はEF50mmF1.4に戻って行くボンジョルノ。やはり私にはEF50mmF1.4が合う。でも今回はEF50mm以外のレンズで臨まないといけない。4本のレンズを付けて撮ってみるが、帯に短し襷に長しで選択に苦慮する。ヨーロッパ周遊旅行用にベストだと思っって入手したけれど持って行かなかった、手ぶれ防止機能付きのズームレンズは抜群に楽にハズレなしで普通に撮れるけれど、やはり納得出来ない。そして一番使うのに苦労するレンズを選択するボンジョルノでありました。


そのレンズはSAMYANG製の85mmF1.4。手動でピント合わせはシビアで、私の持っているレンズの中で一番重い。当然手ブレ防止機能など付いていない。つまりはずれ写真連発の危険性大。しかし奇跡の一枚が撮れるとしたらこのレンズ。やはり私は単焦点の明るいレンズが好きだ。


そしてその手動の85mmF1.4のレンズで撮った今日の一枚。秋も深まりました。でもピントが甘~い。この手動のピント合わせに慣れないと。自由自在に操れた先に、アナログ銀塩カメラのライカM3とズミクロン90mmF2のコンビを使いこなせる私の姿がやっと見えるはず~。それにしても真ん中2枚の写真はGRDⅢで撮ったけれど、十分ではないでしょうか。迷路に迷い込まずにGRで落ち着いて頑張っていればよかった。でももう戻れない。カメラは面白い。

Le Bonheur (22:29) | コメント(2)

Comments

  1. H より:

    なんですと。
    今度は何をしてて落としたのですか。
    ライオンの子でもあるまいに、
    レンズに試練を与えてもなんの得にもならないものを。
    また、大先生にお願いして修理していただくわけですね。
    無事に退院できますように。
    Re:ボンジョルノより
    反省しております。
    今回は自身で修理に持って行こうと思っております。
    このレンズには苦労をかけてしまいます。

  2. はじめ より:

    ZANSHIN
    黒桟革(黒)折財布を分度器さんで、購入できましたーー!
    これから続くシリーズ…
    統一するか、ばらばらにするか悩み中です…。
    今は、届くのが楽しみです。
    Re:ボンジョルノより
    お買上げありがとうございます。
    この後も続きます。
    楽しんで悩んでください。

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