ル・ボナーの一日

「カンダミサコ」の新作に刺激を受けたぁ〜!

2012年08月31日

神戸は小さな地方都市でありがなら独立系鞄職人がいっぱいいる。 会った事ないプロとして頑張っている人たちも含めると相当数いる。 人口当たりだと日本有数の激戦地ではないだろうか。 そんな中で私たち二人が最も刺激を受けるのは「カンダミサコ」の二人です。 今回の新作「bellows bag」を見て、このカタチを生み出すセンスに脱帽。 カバンという保守的なモノ作りから脱した、 感受性豊かな表現をそのカタチに感じて刺激を受けた。 bellowsbag4.jpg 使う人に沿って生み出されたカバンは世の中いっぱいある。 でも使う人が入れるモノを工夫してでも持ちたくなるカタチはそうない。 この「bellows bag」はそんな特別なカタチに私たち二人には思えた。 長く作り続けていると、機能とか仕様とかを意識してカタチを考えてしまう。 そういった場合オーソドックスなカタチの方向へ行き易い。 そういった方向の思考の中で個性的なデザインを入れようとすると、 奇をてらったその場しのぎの流行に媚びたモノが多く生まれる。 その思考形態から脱し、もっと自由にカバンを作れないものかと常々思っている。 「カンダミサコ」の二人が生み出すカタチは、 そんなカバン作りの呪縛から解放された自由な発想だ。脱帽です。 売れるか売れないかは分からない。 でもカバンの世界でのこの方向性の試みは魅力的で、 クリエイティブな世界の仲間入りをする可能性を持っている。 でもその試みに挑戦する独立系鞄職人はごくわずか。 その「カンダミサコ」が5月の大好評に続き神戸大丸にて9月にも出品です。 今回は2週間の長丁場。その為現在二人は寝る間も惜しんで制作しています。 是非興味のお有りの方は行ってみてください。 カタチが生み出す豊かな世界を体験出来るはずです。 それが終わったらこの「bellows bag」をル・ボナーでも販売する予定だけれど、 きっと神戸大丸での2週間の間に売り切れちゃうだろうなぁ〜。 老年にさしかかった私たち二人にはこの残暑が厳しく、 カバン作りに力の入らない日々が続いておりました。 しかしこの「カンダミサコ」の新作を見て脳下垂体に電流が走った。 私たちも老体に鞭打って頑張るぞぉー!。

Le Bonheur (21:31) | コメント(1)

Comments

  1. pretty-punchan より:

    「ユニークなデザインでカバンを作る」のではなく、「このカタチをカバンに出来たらユニークではないか」という逆転の発想か、もしくはカバンという概念から完全に無縁なところからの発想か、世界中のカバンの中で最も自由を感じます。凄い!「売れるか、売れないか」とも最早無縁で(カンダさんにとっては必ずしもそうではないのかもしれませんが)、このカタチが生み出されたこと自体に大拍手です。
    なんだか、アンモナイトみたいですよね。使いやすいかどうかとは関係なく、単純に欲しい!と思います。
    あ~、とっても自由だ。
    Re: ボンジョルノ より
    これからも目が離せませんね。
    本当に魅力的な感性だと思います。

Leave a Comment

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。

アーカイブ