ル・ボナーの一日

フラソリティープロジェクト始動

2006年09月07日

フラソリティー職人.jpg http://www.flathority.com/ フラソリティー バイ ル・ボナープロジェクトの3社会議(そんなに大げさなものではないけれど)のため(株)猪瀬の3代目が来神しました。 カバン業界は個性的なキャラクターの持ち主が多くいる業界なのですが、そんな中(株)猪瀬の3代目は控えめでありながら、これからのカバン職人とメーカーのより良い未来を模索する好青年です。 東京から離れることが少ない猪瀬3代目はどんな服装でくるのかなと思っていたら、猪瀬さんの工房でお会いする時と同じカジュアルな服装。自然体でうれしくなってしまいました。 午後過ぎまで製作手順その他の打ち合わせをした後、大和出版印刷で3社会談?というのはオーバーで、親しくお付き合いしているのにまだ大和出版印刷の社屋に行った事がなく、ついでに最新の高性能の機器で武装した印刷会社だと豪語する若社長の言葉を確かめて見たかったのです。 若社長の関西商人風の喋り口調からは想像できない、洗練されたオフィス。応接室の家具は洗練モダンの極致、カッシーナです。OA機器、印刷機器も最新の高性能なもの。 それを若社長に印刷の仕組みといかに優れた機械かを熱心に説明してもらいながら見て回りました。 正直私たちはチンプンカンプン。でも会社を愛してる若社長の情熱は強く伝わりました。 レトロ趣味の私は,最新印刷機の横でけなげに頑張っている古い活版印刷機が一番心に残りました。 その後ホームページの構成とネット販売その他の煮詰め込み。 話しながら、若いスタッフとベテラン職人を擁する猪瀬さんと、若い才能が集う大和出版印刷の人たちと私がタッグを組んで、作り手から買い手まで全員幸せになれるクリーンな商いを創造したいと思いました。私の責任は重い。でもワクワクする。 夜は猪瀬さんと二人で、私のいつものパターン。絶品鍋の富で食事して、二人とも全然アルコールはダメだのにバー、パパヘミングウエーへ。 このバーは居心地が良い。お酒の飲めない私だけれど、心地良い時間を提供してくれる。 ノンアルコールのカクテルを作っていただき、葉巻初心者の猪瀬3代目に太いコイーバを勧める。40分ほどかけて二人して一服。店を出て歩き出すと、葉巻で少しふらつく。ほろ酔い気分ってこういう感じなのかなーと二人ヘラヘラしながら、夜風が気持ち良い。

Le Bonheur (09:24) | コメント(0)

Leave a Comment

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。

アーカイブ