ル・ボナーの一日

松本家3人と1匹のマイホーム

2007年06月26日

%EF%BC%96%EF%BC%8C%EF%BC%92%EF%BC%92%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC.jpg お店と同じ六甲アイランドにある我が家は、非常にポピュラーな3LDKの間取りの73㎡の分譲マンションです。賃貸を渡り歩いた私たちにとって初めて所有することになった住居です。ローンはあと30年続きます。月々の家賃よりローンの月々の返済の方が安く済むというのが購入の理由です。 夫婦二人死ぬまでは住めそうなので、良い決断であったと思います。 結婚して最初に住んだのが目黒通り沿いの油面商店街と清水商店街の中間地点。優雅な山の手生活と思いきや、6畳2間風呂なし45000円のアパート。生まれて間もない長男を乳母車に乗せて家族3人で目黒区銭湯めぐり。その頃(25年以上前)は目黒にも結構銭湯が沢山あった。そこでは工房も兼ねる住居としては狭すぎるので数年後都下府中の庭付き一軒家に引っ越しました。後に庭にプレハブの仕事場を建てた風呂付3K、月75000円のこの借家は相場より相当安い家賃。当然相当におんぼろでした。私達はここで10年近く住んでいました。雨漏り、隙間風などに耐えながら。 その後も賃貸を転々と移ってまいりました。私たち家族の銭湯好きは目黒以降もずーと続いた。 買うなんて全然考えもしなかった。 それが六甲アイランドの店舗兼工房を終のお店と決めて、東京では想像出来ない住宅価格の安さも相まって買ってしまった訳であります。今後儲かったら一戸建てをなどとは全然考えておりません。大部分の時間を仕事場で過ごしている私達夫婦には玄関の鍵さえ閉めれば安心の集合住宅は楽チンであります。老人性痴呆症の私達夫婦は鍵を掛け忘れたのではないか、ガスを止めわすれたのではないかと心配になってよく引き返して再確認することはありますが、仕事場と同じ島内にあるのでたいしたことではありません。 分譲であれば勝手に改装も出来るので自分好みのインテリアなんて思ったこともありましたが、我が家はいたってシンプル。リビングなんぞは家具職人のナンバ君に作ってもらった幅広のローチェイストがあるのみです。 家族3人と1匹は大部分の時間堀コタツのある6畳の和室で過ごします。パソコン机もテレビもこの部屋に集中。名古屋に住んでいる息子が帰って来ても、この6畳和室にギュウギュウ詰めです。チャーも滑るフローリングは嫌って、この畳の間で暴れまくり欲求を発散するため畳はボロボロ。もしかしたら部屋はこの畳部屋だけで十分な家族なのかも。 決してお洒落な室内ではないけれど、私達にとって大変落ち着ける住まいです。何より掘りごたつが良い。夏場は足を入れるとヒンヤリして、夏もまた良いのであります。 久しぶりに銭湯に行きたくなったなぁ~。

Le Bonheur (20:42) | コメント(0)

Leave a Comment

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。

アーカイブ