ル・ボナーの一日

合歓の木

2007年07月02日

%E5%90%88%E6%AD%93%E3%81%AE%E6%9C%A8.jpg 六甲アイランドは人工島なので樹木は全部植樹されたものです。大部分の木々は数年に一度は植木屋さんが剪定しているのですが、私たちの住むマンションの前に枝をめいっぱい広げているこの合歓の木は剪定されずに枝を伸ばし放題に広げています。 私はこの合歓の木が大好きです。特に初夏に綿毛をつけた花を咲かせる時期のこの合歓の木は圧倒的な存在感があります。夜になると葉が眠るように閉じる不思議な木です。昼間でも開いている葉に指で触れるとなぜか閉じるチャーミングな木です。この合歓の木はこの人工島にしっかり腰を据えています。 夜チャーの散歩にハミと出かけるときは、いつもこの合歓の木の下の階段に腰掛けて、その日の出来事その他色々ゆったりした気持で話すのが大好きです。 %E5%90%88%E6%AD%93%E3%81%AE%E6%9C%A8%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97.jpg 金曜日から日曜日の午前中にかけて普段のル・ボナーの時間の流れとは異質な、早いペースで色々な人と出会い多種多様なシチュエーションでのお話をしたなぁ~と実感する2日半でありました。タイムスケジュールをこなすビジネスマンになったような心境で、それはそれで面白かったのであります。 一生懸命自分らしい生き方を模索している人たちがいます。多くの人の場合夢が先行します。 その夢を着実に進めてゆくには数字に裏づけされたビジネスプランをしっかり構築しないと私たち夫婦のように遠回りして四苦八苦することになってしまう。気合と根性で夢を実現しようとした私たちのカバン職人人生の大部分の歳月は右往左往するばかりで、夢の実現とは平行線のままあせるばかり。 数字に裏づけされたビジネスプランを考えられるようになって、夢は現実と折り合いを持つようになり、次の夢に進めることが出来るようになった私たちです。 モノ作りはお金では買えない楽しみを得ることができますが、それを支える収入は必要です。夢を食べては生きていけないし、夢を実現してゆくにはそれに見合った収入を得る手段を模索しないと前には進めない。 %EF%BC%97%EF%BC%8C%EF%BC%91%E5%B7%A5%E6%88%BF.jpg 日曜日は朝9時からテレビの取材。前日夜までル・ボナーには人が集っておりましたので、取材の前にお片づけしないと普段のゴチャゴチャの工房をテレビ画面に公開してしまうことになります。それは恥ずかしい。早起きしてお片づけした甲斐あって?取材陣は雰囲気のあるお店ですねぇ~と外交辞令。 5分程度ケーブルテレビで流れる取材なのだけれど、3時間ほどかかっての収録。 午後からは静かな時間が流れるいつものル・ボナーに戻りました。日曜日だというのに。 家のパソコンが大変調子が悪い。家に帰ってからブログを書いている私には大変なことです。今も自宅のパソコン君の機嫌の良いのを見計らってこんな早朝に書いております。仕事場のパソコンもいよいよ液晶の画面の線が太くなってきており、ダブルパンチで買い替えなければいけないかと思うと頭の痛い話であります。お願いだから復活してくださぁ~い。

Le Bonheur (05:56) | コメント(0)

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