ル・ボナーの一日

美女とランドセルを背負ったオヤジたちのイタリア珍道中(5)

2007年09月28日

%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AD%E3%82%AA%E5%AE%AE%E6%AE%BF.jpg 昨日見ていなかったパラティーナ美術館に朝一番、昨日午後一緒に街歩きした3人で行った。 ベッキオ宮殿にあるパラティーナ美術館は、圧倒的な数のルネサンス期の名画が所狭しと壁を覆い尽くしている。その展示は圧巻であります。私は絵ではラファエッロの絵が特に必見だとおもいますが、ボッチチェリもいっぱいあるし、注目のカラヴァッジオの異様な絵もある。他いっぱいです。 それ以上に私の目を釘付けにするのが象嵌細工が施されたテーブルの数々。こんな繊細で緻密な象嵌ここでしか見れないと思う。天才職人に金銭の制約を解き放つ注文をするパトロンがいた時代だから生まれた象嵌細工のテーブル。この象嵌の絵柄に似たデザインで、エルメスは多くのスカーフを作っています。 その後ベッキオ宮の中庭に面したバールの野外テーブルに腰をおろしてカプチーノとクロワッサンで朝食。私はシガリロをプカプカ。メディチ家の栄華を強く感じさせるベッキオ宮であります。 %E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%8A.jpg マンニーナがあります。日本ではあまり有名な靴屋さんではないけれど、奥のオーダー靴の見本を見ると、丁寧な仕事の靴を作っている。私は前々からフォーマルな革靴を一足持っていたいと思っていたのだけれど、このイタリアンなら十分満足である。値段も既成なら、この丁寧な仕事で350ユーロは納得価格。しかし、、、悩んだ結果次回フィレンツェを訪れる時に購入することにしました。 その後サンタ・クローチェ・レザースクールに向いました。 途中、素材ゴミのように骨董が山積みなったお店を覗きました。でべそ氏その中からイギリス製スワンのアンティーク万年筆を発見、さすが万年筆くらぶ会長。私が入手したくて値段を聞くと100ユーロ。骨董屋のオヤジは欲しそうな私の顔を見てふっかけている。サンタ・クローチェからの帰りまで少し冷静になって考えることにしました。60ユーロまで値切ることができれば入手することにしようと思って戻る時覗いてみると、お店はお昼寝タイムで閉めていた。縁がなかったとあきらめました。今もあのオノトのような万年筆が思い出されます。後悔先に立たず。 %E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7%E3%80%81%E3%83%AC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB.jpg サンタ・クローチェ・レザースクールは一般の人でも革製品を製作しているところを見学しながら革製品を購入できる。タディーさんでも紹介した、木型に革を貼り込んだ独特の絞りの革製品が多いが、一般的な革のバッグや小物や衣料品も作っている。去年来た時、日本人の生徒さんが多くいて違和感を感じたのだけれど、今回もそれは同じでした。こんなに多くの日本人の生徒さんがこの学校を卒業しているはずだのに、日本に木型に革を貼り込んだフィレンツェ独特の絞りの革製品を作る職人さんがいないのはなぜなのだろう。 フィレンツェは2年連続だけれど、何度でも訪れたくなる街です。人類の宝と、鞄職人は見つけにくいけれど、色々な職人たちが街を彩っている万華鏡のような街だと私は思う。また訪れます。 それにしても物価が高ぁ~い。リラであった頃、西ヨーロッパで数少ないお得感を感じれる国であったのに、ユーロになって一変した。特に今回は1ユーロが170円での換金。住民が利用するようなお店でコーラを買っても1,25ユーロです。同じコーラを2,5ユーロで売っているお店もありました。ガソリンは1リットル1,5ユーロだそうです。日本の半分ほどの平均所得の国です。大変であります。 9月19日16:53 フィレンツェの宿のオーナーご夫婦に見送られながら、サンタ・マリア・ノッヴェラ駅からローマ・テルミニ駅へ1時間40分あまりの列車での移動。去年は、ポンペイ遺跡のオプショナルツアーに行ったためローマはバスからの市内観光しか経験していない。魅力的な街です。今度はじっくり歩いてローマを堪能したいと思っております。 ローマに着くと、H女史のお父様が友人と車で迎えに来ていただいておりました。恐縮であります。H女史のご両親は40年以上ローマに住んでおられる日本人です。会社を辞められた後も、ローマ郊外で暮らしておられます。今日はローマ市内の家でおよばれにあずかりまぁ~す。 お母様は私たちのために沢山の種類の料理を作って待っていてくれました。日本料理もいっぱい出て、少しさっぱりしたものが食べたくなっていた私には感涙ものでした。さば鮨まであり、なすの漬物でお茶漬けは体に染み渡りました。みんなも普段以上に酒が進み、宿に戻る頃には千鳥足。バチカンマーケットで買った最上級のワインは相当に美味しかったようで、遠慮なくグイグイ皆さん飲んでおりました。 %E5%AE%BF%E6%B3%8A%E5%A0%B4%E6%89%80%E8%BF%91%E3%81%8F.jpg ローマの宿の近くの街並み ローマの宿は山の手にある修道院の宿舎。門限があり午後11時半。酔っ払いを迎えるシスターは、少し厳しいお顔です。英語は通じません。H女史は里帰りでいないので、少し心細い。 明日は個人で鞄作りしている老職人にお会いして、その後システィーナとサン・ピエトロです。おやすみなさい。

Le Bonheur (21:05) | コメント(0)

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