ル・ボナーの一日

エレファント革で作ったポーチ

2008年12月29日

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Le Bonheur (06:31) | コメント(1)

Comments

  1. pretty-punchan より:

    ひと昔前のガマ口を想い起させるフォルムですが、エレファントがスパイシーです。それから眠気を吹っ飛ばす内装のレッド!刺激と静謐が並存する不思議な魅力があります。面白い!
     さてさて今年は私にとって大変有意義なレザー・ライフを過ごすことが出来ました。バカ話ばかりで、ボンジョルノさんとハミさんのお仕事の邪魔ばかりしてスミマセン。とりわけイタ車(痛車?)の話では大笑いの連続でした。日本人は「わびさび」が分かる人種なのですが、イタ車が好きな人はこの精神に通じると確信しています。来年もバカ話しましょうね。
    ボンジョルノ様
    ハミ様
    よいお年をお迎えください。
    来年も邪魔しに参りますので宜しくお願いします。
    by pretty-punchan
    Re:pretty-punchan さん
    改造デュポンの修復作業御苦労さまでした。
    いつも楽しい時間をありがとうございました。来年も宜しくお願いいたします。
    それにしても衰えないライター購入意欲には感服して唖然としてしまいます。凄すぎます。私は見習わずにマイペースで万年筆道を進んでまいります。
    弟さんの145との悪戦苦闘の詳細を是非是非聞いておいてくださいね。これから長く続くであろう私のアルファライフの参考のために貴重な情報であります。
    イタ車バンザァ~イ。日本の「わびさび」の心はイタ車に通じると私も強く思っております。修理代に耐えられる間は。
                             ル・ボナー松本

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