東京でカバン作りしていた頃、革鞄は主に黒とブラウンで、
それ以外の色は売れないからその2色のバッグを引き立てるために
時々さし色として作るぐらいが良いバランスというのが業界の常識でした。
神戸でお店を持って16年。この地がその業界の常識を変えさせた。
先にカラフルな色から売れてゆきます。
ゆえにル・ボナーはヨーロッパのブランドのように多くの色のあるカバン屋さんとなりました。
お客様たちの趣向が、楽しい色のあるカバン屋さんにして頂いた。
昨日も関東に住むお母様に、母の日のプレゼントでバッグを購入したいと来られたお客様がおられました。神戸に長く住む間に綺麗な色のバッグが好きになったと。
それで神戸らしくてカラフルなバッグがある当店でプレゼント購入を決定。
ただ黒かブラウンを選ぼうとするお母様にお嬢様は否定的。
シックだけれど特別な色のシュランケンカーフのバイオレットかトープを勧めるお嬢様。
結局決定は一夜考えてから購入となりました。
バッグは服装の中で一輪の花のようにポイントとなる色を選ばれると、
持っていて楽しくなるのではと思っている私たちです。

そんなル・ボナーのカラフルバッグをメインで支えている革が、
ドイツ・ペリンガー社のシュランケンカーフです。
今まで24色のクレパス以上の色が登場しました。
今回スカイという新色が加わりました。
ジーンブルーより少しグレーかかった水色です。
ハミがフランスのH社の使う革の色の中で、使ってみたいと願っていた色です。

(左定番のジーンブルーと右新色のスカイ)
革のままで見ると、スカイという色ははっきりしない鈍い水色という感じ。
でもカタチになると、この微妙な水色が豊さを醸成する。

まずはこのスカイを使って
ミセスと
アンバランスポシェットを作ってみようと思っています。
アンバランスポシェットは久々です。
ご無沙汰しています。
買い物中では、素敵なハミさんをよくお見かけします♪
シュラケンカーフ大好きです。
ルボナーで出会ってから一目ぼれです。是非、このスカイでプティトート作ってほしいです~
Re: samu さん
お久しぶりです。
次回スカイが入荷したら順次色々なレディースをこの色で作ってゆく予定です。プティトートも。
でも予定は未定です。スミマセン。
ル・ボナー松本