先週の土曜日は萬年筆研究会(WAGNER)の第4回関西地区大会が神戸で開催された。
1ヶ月ほど前に営業活動?として参加させて頂いたペントレin東京を主催した皆様方が
大挙神戸にやって来られたのであります。
朝一番つきみそう先生が誘いに来て頂いて、行きたいのは山々なれど、
神戸の離れ小島で静かに仕事することにいたしました。
しかし先生、万年筆愛好家3人を引き連れて午後のひと時ル・ボナーに。
これがまた大変な人たちでありました。

40本入り万年筆ケースを持ち歩くのです。その上あと数十本はカバンの中に。
私は「万年筆にはあまり興味がないのだけれど」を念仏のようにつぶやきながら・・・・・
持って来られた大部分の万年筆の書き味を試し書きしてしまったぁ~。
その中でも特に気になったのは~

モンブラン142テレスコープのそれも緑軸ではありませんかぁ~!。
このグリーンのセルロイド軸はウォ~ワンダフル!。
書き味もまさに私好みのモンブランテレスコープ。
欲しいと思う気持ちは山々なれどそう簡単に入手出来る品ではないしその上高価だろうし、
指くわえて書き味楽しめれればそれでいいと思っていたら、
P&Mの魔の委託販売コーナーに同じグリーン軸の142テレスコープを持ち込んだ人がいるという情報まで一緒に持って来たぁ~。残酷な情報。
でも委託販売コーナーに展示される前にスタッフK女史がまた押さえることになるのかなぁ~。
彼女の万年筆欲しい病にはかなわない。しかしその方が私には都合が良い。
私は50年代のモンブランはボチボチ楽しめればそれでいい・・・・・。

それよりこのアウロラ88。

このハイレグペン先への執着心はつのるばかり。
シンプルな旧アウロラのペン先も魅力を感じるけれど、
この一時期あったほんとに伸びやかに長ぁ~いハイレグペン先はアウロラ史上、
ほんの一時期咲いたイタリアの色香の化身。
私は探し続ける。見果てぬ夢に終わらせたくない。
いつかと思える自分だけの特別な品があることが幸せ。
欲しいけれどすぐには入手出来ない。
その心の相克を楽しもう。それでいいのだ。
と自分に言い聞かせるボンジョルノでありました。
久保特製146は、先日のモンブランペンクリニック@京都店で、
軸クラックが発見され三ヶ月の海外渡航と相成りました。
ただ帰国後の心斎橋工房にて名物親父の手で僕の筆圧に耐える
頑健なペン先になるそうで楽しみです。
心斎橋の親父は京都店では暇そうにしていましたよ。
あと、自分が調整した特製ボエムを見て笑っていました。
この写真のペン先は某店の怪しげな漆塗エボナイト万年筆に
搭載されています。大人しく購入してしまいましょう!
勿論、値切り倒した後(?)でお届けすることも可能です。
Re: たかくん さん
お持ちの漆塗エボナイト万年筆の先についてるアウロラのペン先は素敵でそれも欲しいけれど、違うんですよ。もっと伸び伸びハイレグペン先なのです。それに金欠だし万年筆はそんなにいりませんから。欲しがりません勝つまでは。何に勝つのか。
ル・ボナー松本