ル・ボナーの一日

パターンって面白い2005年11月07日

私のパターンの師匠金田さんがイタリアのシホンベルベットを使って作ったベレー帽です。 竜が昇ってゆくような型紙で、同じものを2枚とり、それを縫い合わせるとこの形になります。 このパターンを考えるには幾何学が必要との事ですが […]

ル、ボナーの内縫いの鞄2005年11月06日

ル、ボナーの内縫いの鞄の特徴は、鞄を正面から見た時、正面後面とマチとの間を仕切るタマブチが前を向いてマチが額縁のように縁にみえることです。一般的な内縫いの鞄の場合は正面、後面とマチの間45度の角度にタマブチが見え、正面か […]

フィリップ、デュフォーの時計2005年11月05日

作る人の魂を感じれる物に出会えた時、私は感動という震えを感じます。 フィリップ、デュフォーのシンプリシティーも私にとってはそんな一品です。 ブランド崇拝を卒業した時人は職人の魂の入った一品を求めるのだと思います。 魂のい […]

手縫いにつての私考2005年11月04日

鞄好きの人には手縫いの鞄に憧れる人が少なくなくおられます。 私なりに手縫いについての考えを記したいと思います。 手縫いは時計のトゥールビヨンという機構ににています。 懐中時計であった時代には画期的な機構であったトゥールビ […]

アウディーTTでドライブ2005年11月03日

今日の祭日はお店をあけたため、その代替で昨日はお休み。 休日の楽しみは午後のお昼寝。ふとんの中に潜り込んでウトウト始めたらリンーと電話。 電話は店長から。20年来の友人です。 私が東京の聖跡桜ヶ丘に始めてお店を出した時、 […]

エルメスという孤高の皮革ブランド2005年11月02日

エルメスは皮革製品を扱うブランドでは別格です。 私もエルメスを研究し多くの影響を受けました。素晴らしいところは多々あるけれど、すべてを認めているわけではありません。 エルメスは他メーカーと違い組み立て段階からは一人一人の […]

10年選手のひと時の里帰り2005年11月01日

10年前後使ったブリーフケースが修理でひと時、ル、ボナーに戻ってきました。 糸切れの修理でついでにコバを磨き直し、革の表面についた汚れを取りました。 ベルギーのマシュア社のサドルプールアップを使った鞄です。 色抜けはして […]

キューブ ボストンの完成2005年10月31日

重さは2kgありますが、提げてみるとさほど重さは感じません。 このサイズはゴルフバックとして使われているお客様が多いのですが、その分使う頻度が多く、うれしく思っています。旅行用のみですと、たんすの上で淋しく自分の出番を待 […]

私の仕事椅子2005年10月29日

私は今まで仕事用にいろいろな事務椅子を使って来ましたが満足する椅子には出会えませんでした。一年ほど前初めて満足出来る椅子に出会えました。それがこの椅子です。米軍払い下げの家具を扱うお店で出会いました。クッションがないのに […]

突然、大御所がル、ボナーにやって来た2005年10月28日

朝、電話がありハミがでると フジイです。神戸に行くのでお伺いしてもいいですかと。 あの渋谷の手縫い鞄の大御所のフジイさんです。 20年ほど前、フジイさんが吉田鞄をやめて国立に工房兼ショップを始められた頃私は府中に住んでい […]

アーカイブ