ル・ボナーの一日

素敵に輝いている「カンダミサコ」

2013年10月04日

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大丸神戸店一階にて「カンダミサコ」の展示販売が始っています。早速ハミと表敬訪問に行ってきました。新作のリバーシブルで使えるトートバッグは面白い。定番のバッグはどれも作りが益々進化している。そしてセンスの良い革小物たちは輝いて見える。私達二人が今最も刺激を受け続けている若き独立系鞄職人の二人です。

「カンダミサコ」が生み出す革製品を見るたびに思う。美意識とセンスが先に有り、それを生かす縫製技術が加わった時、作る楽しさを伝えられる世界が生まれる。

今回のブースも一番奥のスペース。ここは他のショップが避けたいスペース。そんな奥まった場所なのに、その催事スペースの全体を見渡した時に「カンダミサコ」のブースが一目瞭然輝いて見えるのは私だけだろうか。本当に作り出すカタチのレベルが高いと思う。

そんな魅力的な革製品を、ある程度まとめて二人で作り出す生産力にも感服する。独立系鞄職人の多くはその部分を避けたいと思う場合が多々ある。そんな時「カンダミサコ」のお二人は、数を作る事で表現したいカタチを自由に生み出す事を選ぶ。そして生み出されるカタチはオリジナリティーが有り美しい。

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独立系鞄職人として生業(なりわい)を続ける方法は色々あると思う。そんな中で若き独立系鞄職人の「カンダミサコ」のお二人の自由で創造的なモノ作りの姿はピュアだ。

地方都市・神戸は、そんなに大きな商圏ではないし知名度を得るのも大都市に比べて不利だ。でもそんな不利な部分があるからこそ、工夫と努力にセンスを加えて輝きが突出したモノ作りも生まれるのかもしれない。本当に「カンダミサコ」のモノ作りはその製品だけでなくてビジネスのカタチも素敵です。

「カンダミサコ」のホームページをよーく見て見ると、何やら家を建てる?。その事を色々直接尋ねたら、神戸を代表する坂道のトアロードを上がり切って左に折れてちょっと上がった場所に土地を購入。そこに新々気鋭の建築家と相談しながら工房兼住居を建てる計画を進めているという。店舗兼住宅を買うとかではなくて、一からモノ作りする空間を創造するという選択に感服。その事を決行する為の準備(場所探し、資金計画etc...... )を、ハードにモノ作りしながら進めていた事にも驚いた。その家の計画が進んでいくのも、自分の事のように楽しみだ。モノ作りを楽しみながら、人生をも楽しむお二人に乾杯。

Le Bonheur (12:53) | コメント(4)

Comments

  1. サカイ より:

    ディプロマ、在庫のあるカラー教えて頂けたら嬉しいです。

  2. Le Bonheur より:

    ディプロマ・ショルダーは完売です。
    在庫のお問い合わせはメール(info@kabanya.net)で宜しくお願いします。

  3. イケカツ より:

    カンダミサコさんのペンシースを愛用しています。ペリカンのブルーオーブルーを水色のシースに入れています。取り出しやすく、使っていても汚れもつきにくい・・・など、いいところづくめです。しっかりした作りのものはやっぱりいいですね~。
     先日購入させていただいたパパスショルダーもヘビーユースになっています。ありがとうございます。

  4. Le Bonheur より:

    これからも宜しくお願いします。シュランケンカーフは使い込めば使い込むほど、その魅力を感じて頂けると思いますよ。

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