ル・ボナーの一日

在庫調べして、3連休に突入

2006年10月07日

整理した革棚.jpg 棚卸しも兼ねて、休日返上で革棚の整理整頓。 まとまった量の革は裏の方と、革屋さんの棚に置いてあり、細かな枚数にになった革のみこの棚に並んでいます。そのために在庫調べはこの棚の革が一番手間取ります。 自他共に認める革コレクターの私は、一枚ずつ開いては見入ってしまうので、仕事が手間取ってしまいます。それでもなんとか片付いて、久々に整理整頓された革棚。いつまで綺麗な状態でいられるか。 革という素材は食用の肉の副産物ですが、面白い魅力的な素材です。生地に比べると良い革は抜群に摩擦強度が高く、馴染みも楽しめます。 ただそんな革本来の利点を無視した、革でなくてもいいような革で作ったカバン、巷に増えてきています。使い込むと表面がビニールと同じような科学変化を起こしている革カバンを見ると興ざめします。そんな革を使ったカバンを、ブランド品でもよく見ます。 私は私自身が良いと思った革だけをこれからも使って行きます。 フランク・ミューラー.jpg 今日来店されたお客さまのつけていた時計、見せてもらうと珍しいフランク・ミュラーの時計。私は大ブレークした後のフランク・ミュラーしか知らず、私好みのこんな時計を作っていたとは知らなかった。上品で丁寧な仕事の一品でした。 鼻メガネ.jpg 午後に、前にアンティーク・ロレックスを見せていただいたお客様が来られ今日見せていただいたのはアンティークの鼻メガネ。面白い。実はこのお客様、ビクトリア時代の英国趣味のアンティーク・コレクターなのです。特にシャーロック・ホームズ好きで、許されるならホームズのようなファッションで日々過ごせれば幸せ。しかし会社勤めの氏にはそれは許されない。きっと氏の書斎はベーカー街221Bのホームズとワトソンの部屋のようなインテリアだと思います。コナンドイルの事件簿というテレビドラマのシリーズのDVDをまとめて貸していただきました。古き良きビクトリア調が満載だそうです。楽しみ、楽しみ。 そんなこんなで3連休初日の今日は多くのお客様が来店されました。 カバン作りは思うように進みませんが、この3連休はお客様との楽しい接客に専念します。 明日はどんなお客様が来店してくださるのかな。

Le Bonheur (21:32) | コメント(0)

Leave a Comment

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。

アーカイブ