ル・ボナーの一日
加藤製作所カンパニー
2006年10月09日
加藤製作所カンパニーの万年筆。
80歳になる加藤清御夫妻が作る手作りペンです。
古山画伯の”万年筆の達人”の中で書かれている、アラブの万年筆の父と呼ばれた加藤清さんの波乱万丈の万年筆人生を読んでいると、そんな加藤さんが作る万年筆を手元に置きたくなりました。
決して特別な万年筆ではないと思うのだけれど、この万年筆で字を書くと優しい気持になれます。ナガサワの吉宗さんにペン先を調整していただき、スムーズな書き味。
緑色のインクを入れて使っています。セルロイドの青竹縦縞の柄も気に入っています。
私の初めての万年筆です。
加藤さんと同じように、モノを作る職人を生業とし、市井の中で作り続けている自分を幸せに思う。そんな思いを私はカバンに注ぎます。
私も加藤さんのように80歳近くまで作り続けることができればと思います。みんな好きな事やって、生きてたらいい。それが、ベリーハッピーやがなと加藤さんは言います。
引退宣言をした加藤さんのペンはもう少ししたら、なくなるでしょう。その前に一本手に入れておきたかった。普通だけれど私には特別な万年筆。
Le Bonheur (20:50) | コメント(2)
Comments
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クワハラさん
金魚とプティトートですか。私的にはプティトートだと思いますが、ハミは金魚と言うでしょう。プティトートは20年以上作り続けているル・ボナーを代表するデザインです。
DVDは我が家の9800円で買ったDVDプレイヤーでは見れませんでした。残念です。
先日は、素敵な万年筆を見せて頂きまして有難うございました。実物は本当に綺麗でした。今、金魚かプティトートかで真剣に悩んでいます。どちらも可愛いんですもの。
早速、鼻めがねが、とても綺麗に写っていて感激です。
ところで、DVDは見れましたでしょうか。