ル・ボナーの一日

初めてのユーザー車検・それも98年式のロメオを

2009年06月25日

%EF%BC%96%EF%BC%92%EF%BC%95%E8%BB%8A%E6%A4%9C%EF%BC%94.JPG 98年式アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型の車検の季節になった。 同種の車に載っている方々の驚きの支出を色々聞いていただけに怖かった。 最低でも24万で、あるお方は50万オーバーかかったなんて聞いて、 楽しくて愛おしいけれど、ラテン車ユーザーにならなければよかったと思ったりも少しした。 けれどこのエンブレムの車が好きだ。ボンジョルノにとって維持費を最小限に抑えて末長く乗り続ける方法を模索していた。消耗部品は惜しみなく交換しながら適正価格で。 そんな時オバQ似のYさんが「ユーザー車検でいきましょう~!」と。 オバQ似のYさんはル・ボナーの古くからお客様で車に関わる仕事をしている人。 何度もユーザー車検をしている私がサポートするので大丈夫だとYさんは言う。 悪名高きラテンのそれもアルファです。ユーザー車検では通らないよぉ~と思った。 内心半信半疑の私ではありましたがダメで元々挑戦することにしました。 %EF%BC%96%EF%BC%92%EF%BC%95%E8%BB%8A%E6%A4%9C%EF%BC%91.JPG 休みを利用して今日朝一番で「大阪陸運協会 兵庫支部」でYさんを待った。 彼はじらすように待ち合わせ時間より少し遅れてやってきた。 オバQ似のYさんがいないとまず考えもしなかったユーザー車検の始まぁ~り。 まず書類を提出して車検代と自動車重量税を払う。 さぁ~車検コースに突入だぁ~!。 %EF%BC%96%EF%BC%92%EF%BC%95%E8%BB%8A%E6%A4%9C%EF%BC%92%20%282%29.JPG 「始めてのお買いもの」宜しく「始めてのユーザー車検」であります。 始めての体験は50歳を過ぎてもドギマギしてしまうボンジョルノ。 それも悪名高きアルファを点検せずにそのまま持ち込む暴挙。 はたしてスムーズに合格出来るだろうか。そんなに甘くはないようなぁ~。 まずブレーキでダメ、次に一番心配していたライトの照射角度でダメ。 特にアルファ145のヘッドライトの光軸は耐久性が4年ほどと言われていて、購入時も片方折れていて修理に5万円ほどかかった。もう片方が折れているのかという不安がよぎった。 %EF%BC%96%EF%BC%92%EF%BC%95%E8%BB%8A%E6%A4%9C%EF%BC%92.JPG しかし経験豊富なYさんはもう一度挑戦しましょうと。不安を胸に再度車検コースに。 ブレーキは脚力最大限に踏んづけたら合格。照射角度はハイビームにした後少しでも車高上げるためドライバーの私が降りたら何と通ってしまったぁ~。サスペンション柔らか過ぎます。 %EF%BC%96%EF%BC%92%EF%BC%95%E8%BB%8A%E6%A4%9C%EF%BC%95.JPG 約1時間で車検に合格。 車検代1,800円+重量税37,800円+自賠責保険22,470円で計62,070円でした。 消耗部品の交換は具合を見ながらこれからしないといけません。 ディーラーで車検をお願いする事で得られる保証なき安心はありません。 でもこの金額で車検が出来てしまうなんて新鮮な驚きであります。 オバQ似のYさん、貴重な時間を都合して私の窮状を助けて頂いてありがとうございます。 50歳過ぎた頼りない私は、多くの親しいお客様に助けて頂きながら、 ボンジョルノ的優雅な生活をエンジョイさせて頂いていると痛感しております。 %EF%BC%96%EF%BC%92%EF%BC%95%E8%BB%8A%E6%A4%9C%EF%BC%93.JPG 安く車検を終わらせたから、残りは万年筆その他モノを買おうなんて思ってはおりませぬ。 この98年式アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型がいつまでも元気でいてくれるように注ぎこみます。ディーラー神話から決別し、街の修理屋さんに預けて愛車と会話しながら。

Le Bonheur (21:29) | コメント(2)

Comments

  1. めだか より:

    一発で通って良かったですね。
    私も、過去に3回ほど通しました。全くのノー点検で、書類もめちゃめちゃ適当なのに…。
    「え?こんなんで通っちゃうんだぁ!」でした。
    最後の、ガコンガコンと足回りをやるのが、おもしろいですよねぇ。
    終了後に車検のシールを自分で貼るときの達成感はホントに気持ちいい!
    Re: めだか さん
    3回もユーザー車検をされたのですね。本当にこんなに簡単に車検取れるとは驚きでした。
    しかし今回節約してユーザー車検した事で、益々このアルファが愛おしく思えました。早く済んだし安く済んだのでその足でカメラを買いに行こうなんて思ったりした私でありましたが、いやいや待てよ、少し我慢しようと逆にこのユーザー車検をした事で思いました。本当です。
                             ル・ボナー松本

  2. たがみ たけし より:

    以前(といってももう10年以上前の事ですが)アウトビアンキY10に乗っていました!はじめての自分の車ではじめてのイタ車でした!ドアの立付けが悪く10キロを超すとガタガタと振動するオチャメな車でしたが、その当時は名神高速を飛ばしてよく夜の京都の街を遊び歩いたものです!
    こういった記事を見ると、またイタ車乗りたくなってきましたね〜今度乗るならフィアット500かな?(もちろん新車の方です!)
    Re: たがみ たけし さん
    アウトビアンキ Y10とは渋いチョイス。
    イタ車は小さくてボロくても豊かな気持ちで所有出来る車ではないでしょうか。分度器の谷本さんもアルフィスタの仲間入りしたことだし、たがみさんも是非。
    Y10に載っておられたのであれば、新フィアット500よりランチャのイプシロンお勧めです。カタログはP&Mに行かれた時に見てください。
    そして購入したあかつきには、イタ車でユーザー車検に挑戦してみましょう。面白かったですよ。
                             ル・ボナー松本

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